増補版 九十歳。何がめでたい  佐藤愛子 (著) 小学館 (2021/8/6) 660円

映画化決定でふたたび話題沸騰!

2017年「年間ベストセラー総合第1位」(日販・トーハン調べ)のエッセイ集が待望の文庫化。

新たに本書が売れに売れた後の「怒濤狂瀾の日々」を綴ったエッセイや、旭日小綬章を受章した際の爆笑記者会見の模様、畏友・瀬戸内寂聴さんの解説を収録しています。

小学生からお年寄りまで世代を超えてゲラゲラ笑いころげる面白さで、各界の著名人も笑って泣いて大絶賛!

◎安藤優子さん
「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」

◎瀬戸内寂聴さん
「彼女の表現にはユーモアがあって、笑わせますよね。全28編、それぞれ必ず1回か2回は、思わずゲラゲラ笑ってしまいました」

◎辻村深月さん
「読み終えて本を閉じ、思わずにはいられなかった。九十歳、それでもやっぱりおめでたい、と」

◎又吉直樹さん
「本を読んで、久しぶりに笑いました!」

2018年に亡くなった落語家・桂歌丸さんは「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様”は老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」と仰っていました。

単行本は驚くほどたくさんのかたに読んで頂けて、編集部には2万通をお超える読者ハガキが届きました。

久しぶりにゲラゲラ笑って元気になった、親や祖父母の気持ちがわかった、自分も佐藤さんのようになりたい……1冊の本が世代を超えてたくさんの方に楽しんで頂けたことをとても嬉しく思っています。

『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤さん曰く「ヤケクソが籠っています」。

一度は断筆を宣言し作家人生の幕を下ろした佐藤さんが再び万年筆を執って綴った本書には「暴れ猪」佐藤節が全開。

自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒る、その硬軟織り交ぜた文章には人生を生き抜く「金言」が満載です。

今の世の中を一言でいえば「いちいちうるせえ」――という本書の言葉は大きな反響を呼びました。

単行本発売から4年、平成から令和へと時代が移った今、佐藤さんの言葉は古くなるどころか、ますます光ります。

単行本を読んで下さった皆さんにも手に取ってもらいたいと思って今回、文庫化にあたって、佐藤さんのインタビューや『九十歳』のその後の原稿も新たに収録しています。

ぜひお楽しみ下さい。

「80歳を過ぎた母に頼まれて購入しました。母曰く「さすが歯切れの良い文章。勉強になりました。」とのことでした。」

「単行本ということもあるのでしょうが、表紙含め30ページほど上角が手前に折れ曲がっていました。本屋さんで買う時はこういうものは避けて買いますが、新品でこれはとても残念です。」

「91歳の父が入院したので、買いました。耳がだいぶ遠いのでテレビの音も聴こえないし暇つぶしに。共感できる事ばかりで面白かったと言ってました。」


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