日本語の大疑問 国立国語研究所編 (著) 幻冬舎 (2021/11/25) 1,012円

眠れなくなるほど面白い ことばの世界

毎日あたりまえに使っている日本語。

だが、ふと疑問に思うことはないだろうか。

そもそも漢字はいつから日本にあるのか?

「シミュレーション」を「シュミレーション」とつい発音してしまうのはなぜだろう?

「確認させていただいてもよろしいですか」は乱れた日本語なのか?

これまでの絵文字・顔文字とLINEのスタンプでは何が違う?

ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所が、国民の抱く素朴だが奥深い疑問に呻吟(しんぎん)しながら出した名回答を厳選。

日本語の教養をこの一冊でアップデート!

明治時代、犬は「カメ」と呼ばれていた
漢字のない国にもキラキラネームは存在する
江戸時代の「おじいちゃんらしい話し方」は関西弁だった
「クールビズ」が流行って「省エネルック」はダメだったワケ
「それから」「そして」「それで」はどう違うのか
「最も~の一つ」は翻訳から定着したことば
日本語は本当に難しい言語なのか

「質問からしてどうでもいいもの、答えがつまらないものもあります。一方、一般書でここまで詳しい解説をと感心するもの、役に立つものもあります。たくさんの研究者が質問に答えているため、人によって回答の質に大きな差があり、通して読むよりは目次から興味のあるものを拾って読むくらいがいいと思います。」

「日本語教師なこともあり、日本語には常に興味があります。意外な話が読めるかと思ったのですが、ほとんど知っていることばかりで、少しがっかりでした。とはいえ、知らない情報ももちろんあったので、星三つです。」

「読んでいて「へえ」でした。たとえば09の百貨店のアナウンスのくだり。あれって業務連絡だったんですね。隠語だそうで。ずっと気になってたのでスッキリしました。ただ、全体的に面白くはあったんですが、わざわざ買うほどではなかったかなと。個人的には図書館で十分な内容でした。」


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