ヒトはどこから来たのか――。
これまでの科学的学説を紹介し、現在定説化しているものを基本にしながら、人類学、遺伝学(分子人類学)の流れを整理。
人類の誕生と進化の歴史、日本列島に渡来したホモ・サピエンスの活動などをわかりやすく解説する。
著者について
1944年 山梨県生まれ。1969年 東京大学文学部卒業。ジャーナリスト。
ベトナム戦争中の1969年~72年 ハノイ・ベトナムの声放送局で日本語放送。
以後、新聞、雑誌などで取材と編集の仕事にあたる。海外滞在が約10年。その後、協同組合運動、高齢者運動、東京大空襲戦災資料センター建設、民医連運動などに携わる。
著書として『青春のハノイ放送』『苦悩するヨーロッパ左翼への手紙」(花伝社)、『梅の屋の若者たち』(同時代社、小説集)、『令和の葬送』(同時代社)、翻訳書として『すぐカッとなる人びと』(大月書店)などがある。
「著者は考古学の研究者というよりは考古学研究者全体について文献を熟知されているので、偏りが無く客観的視点から平易な文章で俯瞰されているので、素人の私が読んでもものすごく分かりやすいです。」
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