にゃんこ四字熟語辞典 西川清史 (著) 飛鳥新社 (2022/3/25) 1,540円

かまいたち山内さんも絶賛!!

にゃんこを見てほっこりするうちに賢くなれる写真集!

世界中から集めた激カワにゃんこ写真に四字熟語でツッコミを入れてみました!

一笑千金、大胆不敵、一心不乱、無我夢中……。

どこかで耳にしたことがある四字熟語も、可愛いにゃんこ写真と組み合わせてみればあら不思議、いかめしい漢字の羅列が、何ともユーモラスに見えてくるではありませんか!

ということで、世界中から集めた激カワにゃんこ写真に、 四字熟語でツッコミを入れてみました。

家族やパートナー、友人、きょうだいや孫、祖父母とご一緒に楽しんでください。

オールカラーでプレゼントにも最適な一冊です。

●「はじめに」より
ある日、ある時。
かわいいにゃんこの写真を眺めていたら、
なぜか突然、臥薪嘗胆(かしんしょうたん)とか、
眉目秀麗(びもくしゅうれい)とか、
自縄自縛(じじょうじばく)といった四字熟語が
頭に浮かんできた。
で、写真の横にその漢字を書きつけてみたところ、
あれー、何だか面白いではないの。

ひょっとして、これで四字熟語辞典を作ってみたら
愉快千万(ゆかいせんばん)なのではと思い立って、
にゃんこの写真を片っ端から見始めた。
でも、これが艱難辛苦(かんなんしんく)の始まり。
なにしろ、にゃんこたちの写真は大概が、
寝ているか、怒っているか、何かをかじっているかで、
大変バリエーションが少ない。
これをじーっと睨みながら、
わが脳みそに四字熟語が舞い降りてくるのを
待つわけなんだから。

もう苦心惨憺(くしんさんたん)、
七転八倒(しちてんばっとう)しながら、
粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)の末に作り上げたのが
この本という次第。

子どもたちが四字熟語を覚えるのにも
この本は役に立つかもしれません。
しかも、大人になってもその熟語とともに
にゃんこの姿を思い出すかも。

それも欣快至極(きんかいしごく)!

●取り上げている四字熟語(掲載順)
純真無垢 品行方正 油断大敵 隠忍自重
鼓舞激励 乳母日傘 前代未聞 大驚失色
吃驚仰天 興味津々 機略縦横 虎視眈眈
珍味佳肴 水魚之交 陰謀詭計 乾坤一擲
相思相愛 馬耳東風 柔和温順 一触即発
眼光炯々 冷酷無残 有象無象 阿諛追従
立入禁止 猪突猛進 放歌高吟 無我夢中
怒髪衝天 果断迅速 容貌魁偉 春風駘蕩
一心不乱 変幻自在 一笑千金 十人十色
無念無想 闘志満満 比翼連理 落胆失望
以心伝心 大胆不敵 神出鬼没 弱肉強食
悲憤慷慨 驚天動地 自暴自棄 欣喜雀躍
海千山千 混然一体 眉目秀麗 切歯扼腕
実力行使 和気藹藹 自由奔放 寵愛一身
破顔一笑 拱手傍観 無為徒食 臥薪嘗胆
創意工夫 剛毅果断 悪戦苦闘 四苦八苦
先制攻撃 物情騒然 堅忍不抜 難行苦行
無理無体 熱烈歓迎 万歳三唱 奇奇怪怪
魑魅魍魎 危急存亡 善隣友好 余裕綽綽
前後不覚 軽佻浮薄 苦心惨憺 同床異夢
自縄自縛 悠悠自適 半醒半睡 一心同体
不協和音 天涯孤独 読書三昧 疲労困憊
杯盤狼藉 同工異曲 大同小異 心頭滅却
自問自答 慎重居士 臨機応変 頑迷固陋
半信半疑 無礼千万 言語道断

著者について
西川清史(にしかわ・きよし)
1952年生まれ。和歌山県出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、文藝春秋に入社。雑誌畑を歩み、「CREA」「TITLE」編集長を経て、2018年副社長で退職。現在は瘋癲老人生活を満喫中。著書に『うんちの行方』(新潮新書 神舘和典氏との共著)、『文豪と印影』(左右社)がある。

「海千山千が傑作です。もう少し一般的な四時熟語にしてくれた方がもっとよかった。」

「写真と熟語がハマッていて楽しめる」

「いっぽんグランプリで見たことのあるネコの写真に上手に四字熟語をあてていて面白かった」

「四字熟語と写真のセンスが◎知らない四字熟語もあり、勉強になりました!」

「よくもこんなにピッタリの写真をあつめたもんですね。大笑いしながら、こういう意味なんだとミョーに納得。へたな辞書よりよっぽど分かりやすいし、オススメです。」


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