令和元年の人生ゲーム 麻布競馬場 (著) 文藝春秋 (2024/2/21) 1,650円

「まだ人生に、本気になってるんですか?」

この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。

「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」

慶應の意識高いビジコンサークルで、

働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、

「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、

クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……

”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。

彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?

2021年にTwitterに小説の投稿を始めて以降、瞬く間に「タワマン文学」旋風を巻き起こした麻布競馬場。

デビュー作『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』のスマッシュヒットを受けて、

麻布競馬場が第2作のテーマに選んだものは「Z世代の働き方」。

新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。

そんな「Z世代のリアル」を、麻布競馬場は驚異の解像度で詳らかにします。

20代からは「共感しすぎて悶絶した」の声があがる一方で、

部下への接し方に持ち悩みの尽きない方々からは「最強のZ世代の取扱説明書だ!」とも。

「あまりにリアル! あまりに面白い!」と、熱狂者続出中の問題作。

「意識高いとされる組織に所属してる人は自分を見つめるきっかけになる。社会に意味のあることや成長をしなければという焦りは30過ぎるまで自分もずっと抱えてたので人生上半期の振返りになった。浅井リョウの後読感に近い。好きな方は是非。」

「麻布競馬場さんの文章は昔から大好きで、新刊が出たら毎回速攻買ってしまっています。
今回の本は4つの短編で構成されていますが、それぞれ全く違ったエピソードが繰り広げられながらも、全話に共通して登場する一人の人物がいます。その人物の一見シニカルそうに見えながらも、実は誰よりも人間臭そうな感じが最高で、読み進めるごとに何だか愛着が湧いてきてしまいます(笑)
改めて、サラリーマンをされながらもここまでレベルが高い文章が書ける麻布競馬場さん、本当にとんでもない作家さんだなと驚かざるを得ません。。
今後とも我々を唸らせる新刊を生み出し続けていっていただけるのを期待しています!」


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