ロボット イン・ザ・ガーデン デボラ・インストール (著)、松原葉子 (翻訳) 小学館 (2016/6/7) 990円

抱きしめたいほど切なくかわいい友情物語!

2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、抱きしめたいほどかわいくて切ない友情物語!

AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日々モデルチェンジする、近未来のイギリス南部の村。

法廷弁護士としてバリバリ働く妻エイミーとは対照的に、仕事も家事もせず親から譲り受けた家で漫然と過ごす34歳のベン。

エイミーはそんな夫に苛立ち、夫婦はもはや崩壊寸前。

ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけのロボットのタングを見つける。

「四角い胴体に四角い頭」という、あまりにもレトロな風体のタング。

けれど巷に溢れるアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、彼を直してやるため、作り主を探そうとアメリカに向かう。

そこから、中年ダメ男と時代遅れのロボットの珍道中が始まった……。

「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にしている、抱きしめたいほど切ない物語。

カバー画は、「よるくま」「ぼく おかあさんのこと…」などで知られる大人気の絵本作家・酒井駒子さんが担当しました。

「二宮和也さんの映画化と聞いて購入しました。ロボットとの旅を通じて主人公が変わっていく様子、ロボットとの友情など心温まる内容でした。」

「読み初めの、いろんなことが残念な感じが、最後に近づくにつれて解決し、期待を上回る良い方向に変わっていくのが良かったです。出てくるキャラクターたちの、人間味に溢れているところがリアルで、ファンタジーなのに引き込まれたと思います。」

「スーっと読み進める一冊です。二宮さんが主演を務める映画公開と聞いたら、主人公の声がいつの間にかニノになってました(笑)」


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