国立の筑波大学を卒業したものの、就職することができなかった著者は、大阪西成区のあいりん地区に足を踏み入れた。
ヤクザ…、指名手配犯…、博打場…、生活保護…、マイナスイメージで語られることが多い、あいりん地区。
ここで2カ月半の期間、生活をしてみると、どんな景色が見えてくるのか。
西成の住人と共に働き、笑い、涙した、78日間の体験ルポ。
ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
國友公司最近では外国人バックパッカーが増え、昔ほどの治安の悪さは無くなったそうですが、今でも日本のアングラと言えばこの街の名前を挙げる方は多いでしょう。
道端で売られる白い粉に煙草を一本単位で買うホームレス。
一泊千円のドヤの中での読書に是非— とりつぎ🦋 (@S_Tyo_H) November 22, 2019
「ルポルタージュした内容の本でした。読んでいると想像できるような書き方だったのですぐ読み終えられる本ですね。
もっと難しく書いてあるかと思いましたが、そんなことは全くなく最後は、この本が売れて作者さんがこの業界で就職できますように~なんて思いながら違う感情が沸いてきてしまいました。でも一回読んだらいいかなとも…私は売っちゃうかも。とにかく2日で読めた」「西成区の労働者達の、汗水垂らして働いて飯場に帰って入浴して食事して寝るだけ、という生活を、“本来の動物の姿”と表現していますが、そんな生活を送っているのは何も西成区の労働者だけではありません。」
「可哀想なことに、筆者が出会わなかったであろう、釜のおっちゃんらの声を拾っていれば、住んでみて分かったことがらを記載できたのかもしれないけれど、群盲象をなでる、しかも最初から想定しているとおりの事実だけを書き連ねるという姿勢に疑問を感じた。」
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