寒い国のラーゲリで父は死んだ 山本顕一 (著) バジリコ (2022/12/22) 1,980円

大きな父を持ってしまった息子の成長と和解の物語。

今を生きる人たちに読んで欲しい。~瀬々敬久(映画『ラーゲリから愛を込めて』監督)

凍てつくシベリアの収容所で父は道義に生き、そして死んだ。

父、山本幡男は、強制収容所(ラーゲリ)の過酷な日々の中でも決して希望を失うことなく仲間たち、そして自らを励まし続けた。

長男として、父から託された遺書の言葉を胸に刻みながらも、思うにまかせぬ自らの人生と家族の思い出を綴った、ほろ苦くも味わい深い回想記。

【目次】
序章   シベリア
第一章  大連
第二章  怖い父
第三章  大野幸子先生
第四章  引き揚げまで
第五章  隠岐の島のヴァイオリン
第六章  父の消息
第七章  渡辺一夫先生
第八章  一九六八年
第九章  内観
第十章  山本モジミの生涯
第十一章 弟の屁
第十二章 ヒロシマ、そしてフクシマ
第十三章 山本幡男はどう生きたか
第十四章 北溟子の俳句
終章   父の言葉を抱きしめて
付録 山本幡男の遺書全文


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