世界が青くなったら 武田綾乃 (著) 文藝春秋 (2022/3/7) 1,760円

もし朝起きたとき、大切な人が消えていたら?

もしあの時、別の決断をしていたら?

もしもう二度と会えないと思っていた人と会うことができたら?

人生で誰もが出会う〈if〉を問いかける物語

ある朝仲内佳奈が目を覚ますと、彼氏の坂橋亮が世界から消えていた……

LINEに履歴はないし、電話帳の中の番号もなくなっている。

不安になって亮のマンションに行ってみるが、亮の部屋はずっと空室だという。

親友に亮の話をしても「そんな人には会ったことがない」と言われてしまう。

自分の頭がおかしくなってしまったのか、それとも世界の方が壊れてしまったのか?

佳奈は混乱しながらも、亮の手がかりを探し始める――

『響け!ユーフォニアム』シリーズは累計170万部を突破、『愛されなくても別に』で吉川英治文学新人賞を受賞。

人気、実力を兼ね備えた気鋭が放つ、ハラハラドキドキのファンタジー青春恋愛小説。

武田 綾乃(たけだ・あやの)
1992年、京都府生まれ。同志社大学卒。大学在学中の2013年に第8回日本ラブストーリー大賞の隠し玉作品『今日、きみと息をする。』でデビュー。デビュー2作目の『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』はアニメ化され、人気シリーズに。他の著作に『君と漕ぐ』シリーズ、『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『石黒くんに春は来ない』など。


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