胸をえぐられる、切なさが溢れだす――
『世界から猫が消えたなら』『億男』『百花』の著者が描く、究極の恋愛小説。
大反響のベストセラーがついに文庫化!
音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。
そんな時僕らはどうすべきか?夢中でページをめくった。
――新海誠(アニメーション監督)こんな物騒で厄介な小説を手放しで褒めていいのか、
わたしは身を震わせる。
――あさのあつこ(作家)
4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。
“天空の鏡”ウユニ塩湖からの手紙には、瑞々しい恋の記憶が書かれていた。
だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。
失った恋に翻弄される12か月がはじまる――
なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。
川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。
“あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。
それが、永遠に続くものだと信じていた。”
“私たちは愛することをさぼった。面倒くさがった。”
“わたしは愛したときに、はじめて愛された。
それはまるで、日食のようでした。”
解説「失うことの深さ」あさのあつこ
「とっくの昔に置いてきた愛するとか愛されるとかの気持ちや実感、揺らぎや恐れと充足感が、ジワジワと向かってくる作品です。
自分を知り、自分自身を満たして初めて一緒に居る人を満たし始める。
人生で数回読む作品に出会えました。」「非常に綺麗な状態との表記がありましたが、シミなどは無い程度で非常に綺麗とは言い難い。
折じわや帯が本の途中に挟んでありました。
点検されてないのですね。
この価格なので、仕方なしかな…」「文字通りだと思います。
刺さる人には刺さる、というか誰にでも刺さると思います。愛とは何かというか考えなくてもいいこと、気づかなくていい人にも気づかせてしまうそんな作品です。でも一度読んでみるといい気がします。今一度考えてみるいい機会になる気がします。」
映画 #四月になれば彼女は ムビチケをゲットしました!お得ですし、記念にもなりますね。公開に向け準備万端です。 pic.twitter.com/XSGzCWk78v
— 川村元気 映画『四月になれば彼女は』2024年3/22公開 (@GenkiKawamura) March 12, 2024
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