安倍晋三沈黙の仮面 野上忠興 (著) 小学館 (2015/11/12) 1,540円

安倍晋三 沈黙の仮面

稀代の“独裁者”として毀誉褒貶の激しい安倍首相。自ら公言するように、祖父・岸信介を深く尊敬し、保守思想に深く傾倒する。

その特異な思想や政治手法には彼の生い立ちが深く関わっている。父母と離れて生育し、祖父と教育係の女性に依存し、勉学を嫌って奔放に育った。

父との確執を抱えて政界入りし、総理大臣に上り詰めるまでの軌跡を圧倒的な取材と、本人、家族、友人らの証言で余すところなく描く。

第1章 父母の愛に飢え、中学生まで教育係のふとんで寝た少年
第2章 高級車と麻雀に熱中した学生時代
第3章 挫折した米国留学と就職、そして政界入り
第4章 置いてけぼりだった“政策新人類”の葛藤
第5章 実は遅かったタカ派への転身
第6章 「拉致の安倍」の嘘と隠された体の変調

「著者はあとがきで政治家には深い懐が必要だと述べている。その通りだと思うが、それが当てにならないとしたらどのようにしたら良いか考えてしまった。」

「安倍晋三の強引で、聞く耳もたず、突発的に嘘をついたり、都合の悪いことは隠蔽する人間性に疑問を抱いていましたが、理由がわかったような気がします。著者から見た、父晋太郎との比較や政治的流れも勉強になりました。」

「安倍お坊っちゃまの勉強の嫌いな学生時代がはっきり書かれています。なので、軍事前のめりというのも納得の書籍です。歴史を知らないのならば、戦争やりたがります。ネトウヨと似ています。」


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