死刑囚200人最後の言葉 別冊宝島編集部 (編集) 宝島社 (2019/8/8)

究極の刑罰「死刑」を宣告された死刑囚たち。

彼らは今日も、拘置所のなかで「その日」と向き合い続けている。

命を殺めた人間が、自らの命をもって罪を償うとき、

彼らはどのような態度を見せるのか。

戦後、死刑が確定した100名超の死刑囚たちの半生と「執行」をめぐるドラマを総括します。

死を前にした人間たちの「真実の姿」。

死刑囚に執行が告知されるのは、当日の朝8時ころである。

突然、独房の扉が開かれると、その場で死刑執行が告げられ、荷物の整理をすることも許されず、そのまま刑場に向かい、遅くとも10時には刑が執行される。

死刑囚にとっては、毎朝、この時間帯が1日の最大のヤマ場である。

聞きなれない足音が聞こえたりすれば、異常な緊張が房内に走り、じっとその行き先に聞き耳を立てるのである。

「個人的に興味があって購入しました。
死刑囚の気持ちや行為は理解できませんが法律や罪の狭間であがいたり、受け入れたりして最後を迎える。死刑とはなんなのか死刑に至るまでの期間はなぜ個人差があるのかモヤモヤする所を多く感じました。
死刑囚すら政治家やその他の官僚、大臣等の都合に利用されている感じがして怖かったです。命とはなんなんだろうって思いました。」

「共通して言えるのは謝罪の弁がない。との事。でも吉展ちゃんの事件の犯人は名刑事平塚八兵衛に向かって真人間になるとのコメントは印象的。最近はオウムの主犯格の死刑囚のコメントがついに後悔したか!とコメントの内容がようやく反省へと変わりつつあるが。謝罪へと変わるのはいつの日やら?そんな死刑囚のコメントを綴った一冊。死刑囚でも人間味あるのが見どころです。」

「死刑について勉強したくて書いました。
前半20ページで日本の死刑制度に関してざっと説明。そのあと40人の死刑囚とその残した言葉をひとりあたり4ページで紹介していくという内容。読みやすいですし、その残した言葉には考えさせられます。」


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