あれから11年、悲しみをのりこえるために、人はどんな物語を必要としたか、“心の復興”の記録です。
異例の共感を呼んだロングセラーを、復興五輪を前に文庫化!
被災地で取材した不思議なエピソードを大幅に追加しました。
宇田川敬介『震災後の不思議な話 三陸の怪談 増補文庫版』飛鳥新社。東日本大震災を民間伝承や民話、不可思議から描いた作品。恥ずかしながら怖いもの見たさの興味本意で読み始めたのだが、作品全体に暖かさを感じる秀作であった。未曾有の大震災により我々は自然の猛威と人間の無力さを痛感した……
— ことぶきジロー (@_Havona) February 11, 2020
「幽霊事件は日常茶飯事なのでなにも不思議に思わない。面白いです。ただ本当に東北大震災は悲惨だったと言ことを感じました。また、今まで自分では気が付かなかった幽霊事件が職場でひっそり起きていたことに気が付かされました。結構幽霊は自己主張が強いものなんですね。」
「やはりそんな事があったのかと思うと、亡くなられた方には気の毒でした。ご冥福をお祈りします。」
「東日本大震災で亡くなられた方々の霊によって起こされた数多くのエピソード。霊は居ないなんて決めつける人もいるが私は解明されない霊現象は実在すると思う。本書を読んで生き方の教科書というか他人への気遣いや優しさを考えるきっかけになりました。上手く言えませんが多くの人に読んで何かを感じて欲しい。」
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