私たちの日常に潜む小さな”歪み”、あなたは見抜くことができるか。
家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。
不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。
しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。
子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。
でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)など、昨年「#拡散希望」が第74回日本推理作家協会賞を受賞。
そして今年、第22回本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、いま話題沸騰中の著者による、現代日本の〈いま〉とミステリの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録。
話題作「#真相をお話しします」結城真一郎さん著 たくさん入荷してますよ?#新潮社 pic.twitter.com/vg9Xhirtoz
— くまざわ書店名古屋セントラル・パーク店??久屋大通駅出てすぐ?? (@kmzwcentral) July 19, 2022
著者について
1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、2019年に同作でデビュー。2020年に『プロジェクト・インソムニア』を刊行。同年、「小説新潮」掲載の短編小説「惨者面談」がアンソロジー『本格王2020』(講談社)に収録される。2021年には「#拡散希望」(「小説新潮」掲載)で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年、三冊目の長編作品である『救国ゲーム』を刊行し、第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出される。
#真相をお話しします/結城真一郎 #読了
テレビなどで話題になっているのを見て気になって読みました
私はどんでん返し大好きなのでとても楽しく読むことができました
特に5作目の「#拡散希望」に関しては、賞を受賞された時からずっと読みたいと思っていた作品だったので読めて嬉しかったです pic.twitter.com/oW6Nh903Vv
— ミソラ@読書垢 (@Ar3Kw4GZA8sPZnv) July 19, 2022
「最後の話が面白かった。説明が多すぎるかなと思ったけど、伏線を回収するには仕様がないのか。子供は大人が考える以上にずる賢い…」
「短編というより、問題集という感じ。頭の体操には良いかもしれませんね。」
「ミステリー好きで、テレビで紹介されてるのを見て、電子書籍で購入しました!予想の遥か斜め上を行く感じが鳥肌だったし、楽しかったです。生身の現実が一番怖いなぁーと感じました。」
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