三河雑兵心得(6) 鉄砲大将仁義 井原忠政(著) 双葉社 (2021/9/9) 693円

4年に及ぶ国境の砦番を解かれ、浜松城に呼び戻された茂兵衛。

鉄砲も護衛の槍足軽も加増され、押しも押されぬ足軽大将となった。

が、出世を喜んでばかりもいられない。

吝嗇な主・家康は使える者はとことんこき使う。

茂兵衛は、内応の密約をした武田側の穴山梅雪の妻子を救うため、甲斐に潜入することに。

著者について
神奈川県鎌倉市在住。会社勤務を経て文筆業に入る。趣味は絵画。
波乱の時代や組織の論理に翻弄されながらも、逞しく生きる人々の姿をユーモアと哀感を交えて巧みに描くのを得意とする。
著書に『三河雑兵心得 足軽仁義』『三河雑兵心得 旗指足軽仁義』『三河雑兵心得 足軽小頭仁義』『三河雑兵心得 弓組寄騎仁義』『砦番仁義』がある。

「行軍のリアルさにシビレました。綾女殿が切ないです。ラスト、あざといわ!10月まで待てなくなりそう!
ただ、地図の穴山氏館の位置は間違いです。本文ではちゃんと描いてあったので、多分版元さんのミスでしょう。梅雪の陣屋は富士川の西岸、現在の下山地区にありましたんだぜ。」

「いよいよあの事件に遭遇する主人公。クリフハンガーで終わっているので次巻が楽しみでなりません。一日も早い刊行を!」

「有名武将が主人公じゃない戦国ものって他にないから、すごく新鮮で興味爆裂です。第七巻を早く読みたいです。」


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