よく聞く話…父親か母親が糖尿病だと必ず遺伝する?

糖尿病は遺伝するのか・・これはよくある質問だそうです。

父親が糖尿病で、祖父も糖尿病だった場合、自分も糖尿病になるのでは…

と考える人が少なくないのです。

がんと同じで、身内に糖尿病が多いといずれは自分も糖尿病になるのではと考えてしまいます。

がんの家系があるように糖尿病にも家系があるのでは…

と考えてしまうのですが、そういうことはありません。

しかし、肥満体質の家系はあるということです。

肥満も遺伝することはないのですが、

食生活がどうしても身内、つまり家族では似てしまうということです。



親が大食漢であれば、それは子供も大食漢になります。

食べることが当たり前の食習慣になっているからです。

ですから、肥満体質あるいは肥満の家系となってしまうのです。

そして、肥満になると糖尿病になりやすくなります。

糖尿病予備軍というのは肥満の人を指すくらいだからです。

肥満の人は高血圧になりやすいですし、糖質を好んで食べる傾向にあります。

そういうことで肥満になるのですが、

それだからといって、親が糖尿病だから子も糖尿病になるということはありません。

遺伝は全く関係ないのです。

むしろ食生活を真似てしまうことが要因になっていると考えていいでしょう。



おすすめの記事