糖尿病という病気は、尿から「糖」が出ることに由来します。
健康な人の尿から糖がでることはありません。
しかし糖尿病の人は糖の代謝が悪くなっているので、尿から糖が出てしまうのです。
以下に糖尿病という病気の特徴についてまとめてみました。
- インスリンの分泌量が減少する。
- インスリンの働きが悪くなる
- 血液中の血糖(ブドウ糖)が増え、血糖値が高くなる
- 血糖値が高くなることで、さまざまな合併症を引き起こす
簡単ですが、大ざっぱに書いてみると、以上が糖尿病のしくみとその特徴です。
健康な人はインスリンの働きで、血糖値がほぼ一定の範囲で保たれています。
しかし、糖尿病の人はインスリンの働きが悪くなってます。
血糖値が高くてもうまくエネルギーとして使われないのです。
その結果、体が衰弱していき、血液中に溢れたブドウ糖が、全身の血管や細胞を傷つけます。
そのことで、さまざまな合併症を引き起こすのです。
これが糖尿病の一番怖いところです。
糖尿病は生活習慣病の一つとされています。
つまり、生活習慣を見直すことで予防できる病気なのです。
また、糖尿病になってしまったとしても、正しい生活習慣に戻すことで、
それ以上悪化することを防ぐことが可能な病気なのです。
そのため「自分で病気をコントロールする」という気構えが大切なのです。