法律が裁けないのなら、他の誰かが始末する。
司法を超えた復讐の代行者――それが〈私刑執行人(ハングマン)〉
現代版〝必殺〟ここに誕生!
警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。
#読了
祝祭のハングマン 中山七里司法で裁かれない悪を代わって討つ。
面白かった??
どう終わるのかすごく気になった。 pic.twitter.com/GoDCaTe3SC— 彩@減量強化中 (@katsuodashi22) January 14, 2023
ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故ではなく殺人と思われた。
さらに別の課長が駅構内で転落死、そして父も工事現場で亡くなる。
追い打ちをかけるように瑠衣の許へやってきた地検特捜部は、死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。
父は会社に利用された挙げ句、殺されたのではないか。
だが証拠はない……。
疑心に駆られる瑠衣の前に、私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。
彼の話を聞いた瑠衣の全身に、震えが走った――。
中山七里著「祝祭のハングマン」読了
本年5冊目、新年を迎えてからいいペースで本が読めている。法で裁けない悪人を私的に成敗する女刑事と仲間たち、必殺仕掛人みたいなストーリーでラストに被害者の元に一千万円づつ投げ込まれるなどと鼠小僧か!
エンターテイメントとしては面白かった?? pic.twitter.com/aE49Bx407E— ちょい悪たっちゃん (@cyoiwaru_daddy) January 14, 2023
「いつもながらの登場人物の感情描写には心打たれます。読者を驚かせるストーリーもエンディングも自然に入ってきて、それぞれの人物に親近感を覚えて犯罪の筈なのに、いつの間にか応援してしまっています。シリーズが続いて次作品が公表されるのを楽しみに待っています。」
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