アンソーシャルディスタンス 金原ひとみ (著) 新潮社; 文庫版 (2024/1/29) 781円

とにかくキマるから読め!!!!!

金原ひとみの小説を前にして言えるのは、本当はこれくらいのものなのです、はい。

――作家・朝井リョウ氏(解説より)

谷崎潤一郎賞受賞作!

朝起きてまずストロングを飲み干す。

化粧をしながら二本目のストロングを嗜む。

通勤中は爆音で音楽を聴きながらパズルゲームをやり、会社に着くとすぐにメールや電話の連絡作業をこなす。

昼はコンビニで済ませてしまうか、セナちゃんや他の同僚と社食や外食に行き、食事中あるいは戻る前にビールかストロングを飲む、午後は基本的には原稿かゲラを読み、夜遅くなる時はファミレスや中華料理屋で夕飯がてら、あるいはコンビニの前で酒を飲み、帰宅の電車やタクシー内でもパズルゲームをやり、帰宅後一分以内にストロングを開け意識が混濁するまで飲んでからベッドに入るかソファでそのまま寝付く。

(「ストロングゼロ」より)

心を病んだ恋人との生活に耐えきれず、高アルコール飲料に依存する女。(「ストロングゼロ」)

十歳年下の彼氏の肌の若さに当てられ、整形沼へ走る女。(「デバッガ―」)

夫から逃げだしたのに、今度は不倫相手に振り回される女。(「コンスキエンティア」)

生きる糧だった推しのライブが中止になり、彼氏と豪遊の心中旅行に繰り出す女。(「アンソーシャル ディスタンス」)

恋人と会えない孤独の日々の中、性欲と激辛欲が荒ぶる女。(「テクノブレイク」)

絶望に溺れる手で掴んだものが間違っていたとしても、それは私が今を生き抜くために、どうしても必要な希望だった。
女性たちの疾走人生を鮮烈に描く五つの短編。

「蛇にピアスの時から大好きです。金原さんの作品には、いつも絶望、死、鬱が根底にあって、少し病んでる自分に共感と希望をくれる。激しい描写があるけれど、読後感は爽やか。」

「「蛇にピアス」からずっと追いかけています。金原ひとみという人は、進化している。そう感じました。だんだん言いたいことがはっきり言えるようになったのかな、と感じました。良い短編集です。」

「病んだ女性たちが立て続けに出てくる。キレッキレ。コロナでいやます狂気。日常の隙間から狂気が噴出する。驚き呆れながらもどこかで安堵するのは、自身の鏡を見ているからか。」

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