映画「いのちの停車場」著者、最新作!
二子玉川グレース病院で看護師として働く堤素野子は、31歳になり今後のキャリアについても悩みながら忙しい日々を過ごしていた。
患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなすが、整形外科医である彼氏・翔平と束の間の時間を過ごすことでどうにかやり過ごしていた。
あるとき素野子は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」さんのツイッターアカウントを見つける。
そこにはプロとして決して口にしてはならないはずの、看護師たちの本音が赤裸々に投稿されていて……。
心身ともに追い詰められていく看護師たちが、行き着いた果ての景色とは。
映画「いのちの停車場」やNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント」など、数々の話題作を送り出してきた、現役医師でもある著者の最新作!終末期の患者が多く入院する病棟で働く女性看護師の目を通して、医療現場の現実や限界をリアルに描いたエンタメ長編!
患者さんに、最期まで笑顔でいてほしいから–
【お仕事】8/18発売、南杏子さん著『ヴァイタル・サイン』(小学館)装画を担当しました。終末期の患者が多く入院する病棟で働く女性看護師の目を通して、医療現場の現実をリアルに描いたエンタテイメント長編作。映画「いのちの停車場」が話題、現役医師でもある南さんの最新作です。 pic.twitter.com/w4XKhHHXgE
— 嶽 まいこ MaiKo Dake (@mk_dake) August 16, 2021
【編集担当からのおすすめ情報】
推薦コメントも続々届いています!「過酷な看護の現場に光を当てる緻密で鮮烈なカルテです」
――夏川草介(医師・作家)「人の死を最も間近で見る仕事、それはナース。読んでいて叫びたくなる。切ないのに、ページをめくる手が止まらない」
――中山祐次郎(外科医・作家)「生々しいまでに看護師の苦しさが伝わってきました。読み終えればわかります。この作品は医療従事者へのエールです」
――大塚篤司(近畿大学医学部皮膚科主任教授)
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