球威はないが、絶妙のコントロールと心理的駆け引きで活躍した著者が、現役時代のエピソードを豊富に交え、メンタルコーチとして指導した経験を振り返りながら、野球におけるメンタルの重要性と実践での応用を指南する、セイバーメトリクスの先の野球論。
著者について
[テュークスベリー]
1960年、アメリカ生まれ。MLBの元投手。カーディナルスやレンジャースで活躍し、オールスターにも出場。引退後は大学院で心理学とカウンセリングを学び、現在はダルビッシュ有投手も所属していたシカゴ・カブスでメンタル・コーチとして指導している。
[神保] ビデオジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。ICU卒。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了。AP通信など米国報道機関の記者を経てフリーに。現在ニュース専門インターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」代表。著書は『地雷リポート』(築地書館)、『ツバル――地球温暖化に沈む国』(春秋社)、『PC遠隔操作事件』(光文社)など多数。訳書はポール・ロバーツ『食の終焉』(ダイヤモンド社)、マット・タイービ『暴君誕生――私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて』(ダイヤモンド社)、ベス・メイシー『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』(光文社)など多数。他に社会学者・宮台真司氏とパーソナリティを務めるネット番組「マル激トーク・オン・ディマンド」を書籍化したマル激シリーズがある。元野球選手のヨギ・ベラ氏の名言(迷言?)が心にしみる。
・匿名の手紙には返事を出すな
・野球の90%はメンタル、残りの半分がフィジカル
・いつも2時間昼寝をするんだ。1時から4時まで— 鞍馬 (@KURAMA_P) February 5, 2021
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