日本昔ばなし×本格ミステリふたたび!
2019年4月に刊行されるやいなや瞬く間にベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編が誕生。
今回収録されたのは、「かぐや姫」「おむすびころころ」「わらしべ長者」「さるかに合戦」「ぶんぶく茶釜」の5編。
果たしてこれらの昔ばなしがどんなミステリになったのか。
各作品を通してのテーマが隠されており、それぞれのつながりも楽しい短編集です。
青柳碧人『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』読了。
慣れ故に第1弾のインパクトには及ばなかったものの、安定の面白さです。特に、かぐや姫への求婚エピソードが多重解決ものへとシフトする『竹取探偵物語』と、多重殺人という趣向が面白い『わらしべ多重殺人』がお気に入り。 pic.twitter.com/maJGnNvpBQ
— HM(物語良品館資料室出張所) (@ruinsfactory) October 20, 2021
|