野菜など食物繊維が含まれている食べ物を食べると、逆に便秘が悪化してしまうことも。
ダイエットや健康を理由に、グリーンスムージーやローフードや野菜ジュースなど、ヘルシーな食事は、逆効果になってしまうことがあるのです。
特に、野菜・豆類・ごはんに含まれている「不溶性食物繊維」を摂り過ぎると、逆効果になってしまうのです。
不溶性食物繊維は腸の中に入ると、水を吸って膨らみます。
それによって腸を刺激し、押し出す動きである蠕動(ぜんどう)運動を活発にするのです。
しかし、沢山の不溶性食物繊維を摂り過ぎると、腸との相性によって、水を吸い過ぎて固くなってしまいます。
それで便秘になってしまうことがあるのです。
食物繊維を摂る前よりも悪い状態になることがあります。
健康になろうとして、反対に健康を損ねてしまう結果になってしまうのです。
こういうことにならないための対策として、水溶性食物繊維を取ることが必要となるのです。
水溶性食物繊維が重要な理由は、スムーズな排便効果と腸内細菌の善玉菌です。
善玉菌のエサとなる食物繊維なのですが、不溶性の方はエサになりづらいのです。
水溶性食物繊維は、不溶性と比べても善玉菌に分解されやすいのです。
分解されれば善玉菌は短鎖脂肪酸やガスを生み出すことによって、腸内環境を悪玉菌が繁殖しづらいよい環境にしてくれます。
悪玉菌が多いと腸の動きが弱くなってしまうので、善玉菌を増やす必要があるのです。
一般的に食物繊維を摂りましょうと言っている場合は、殆どの場合、不溶性食物繊維であり、オススメされている食品は大抵は野菜です。