世の中の8割はどうでもいい。 犯罪学教室のかなえ先生 (著) 小学館 (2024/2/7) 1,650円

頑張ってもうまくいかない人生を変える思考術

テキトーな人生、バンザイ!

「情報過多の世の中を生き抜くためには、テキトーくらいがちょうどいい!」

SNSやスマホの普及により、コミュニケーションが取りやすくなった昨今、その便利さの代償で逆に疲れてしまったりしていませんか?

「四六時中最新ニュースが届く」のは、「悲しいニュースに触れる機会が増える」ことの裏返し。

「いつでも気軽にメッセージが送れる」のは、「24時間他人に振り回される」ことの裏返し。

人と人との距離が近くなりすぎてしまった世の中を上手に渡っていくには、積極的に「テキトー」になるくらいがちょうどいいのだと、犯罪学教室のかなえ先生は唱えます。

所詮、世の中の8割は他人のことであって、どうでもいいこと。残り2割の、自分のことだけを大事にしてあげればいい。

人生をバランスよく生きてくための「テキトー術」を、『人生がクソゲーだと思ったら読む本』で話題を呼んだ自称・日本一テキトーなVTuberが説きます!

著者の言う「テキトー」は、決して悪い意味ではありません。

自分という軸がしっかりしていて、バランスよく他人のことも自分のことも大事にできる、今の世の中で一番幸せになれる生き方だといいます。

いつもの配信以上にズバズバ切り込む、目から鱗のライフハックをぜひ、ご一読ください!

★もくじ★
【第1章 「テキトー=無責任」という勘違い】
・「無」から怒りを生み出しているあなたへ
・不寛容な世界を明るくしてくれるテキトー
・過去を引きずるのは無意味
ほか

【第2章 テキトーに生きてもVTuberになれる】
・ロクでもない人生にも花は咲く
・なぜ、人生8割がどうでもいいのか
・少年院の子どもたちから気付かされた「囚われ」の正体
ほか

【第3章 SNSはテキトーじゃないとハイリスク】
・SNSという「悪意」の巣窟
・言葉は通じても、話は通じない
・「誹謗中傷している人」の正体とは?
ほか

【第4章 テキトーな人は愛される】
・「人生は運ゲー」を受け入れる
・余裕があると、人生の選択肢が増える
・ストレスを減らすための「ダブスタ上等」

【第5章 世の中はテキトーで溢れている】
・「犯罪学教室のかなえ先生」の功罪
・正義のこん棒を奮う暴徒たち
・寛容を目指しても、社会が不寛容になっていく
ほか

【第6章 棄てる思考と他人に囚われない人生】
・人生の3大ストレスは「健康」「金銭」「人間関係」
・被害者になると「加害的」になるのはなぜ?
・囚われると動けなくなる「お気持ち呪縛霊」の正体

「SNSに蔓延る炎上や誹謗中傷、将来への不安、人間関係などに疲れている人こそ読むべき一冊。
タイトルの「世の中の8割はどうでもいい。」が、この本の言いたいことのすべてです。
自分にとって関係のない事、重要ではない事を「どうでもいい」と割り切ることで、ストレスフリーに生きよう、という提案をしてくれる本です。
砕けた文体で読みやすいので、普段本を読まない人でも気楽に読めるでしょう。」

「かなえ先生の動画配信を一つも見逃さないという人には、動画の内容を、文章にしただけと思うかもしれない。
逆説的に、リスナーの質問や反応を見ながら繰り返し何度でも語っている内容を、わかりやすい言葉を選んで文章化してくれている。
動画では時間がかかりすぎる、動画ではまどろっこしくてつい早送りしてしまう、そういった人にかなえ先生を勧めるのには前作も含めて非常に都合がいい。
内容についても一貫していて、様々な現代人らしい生きる苦しみに対して、その考え方を溶きほぐして原因を探っていく。
他人事だと思って読んでいるうちに、一つぐらいは自分にも当てはまるものがあるかもしれない。
これからの子育て世代の人にも、年をとって頭が固くなったなと自覚する人にも是非一読してほしい本。」

「自分も園児の頃にいじめ不登校になった身で、自分がなく、ハリポタ炎のゴブレットの巨大迷路で、成人になるまで常に彷徨ってるような、周りが怖く、不安と退屈な日々でした。これから脱却できたのは、この本でかなえ先生がやってるように自己分析して自分がどういう人間か知る事と自己中になる事でした。17年くらいかかった。
そして社会人になり、今まさに正解のない問題にぶつかった為これを切り捨て、別の事をやり始めました。先生のように良い頭も金もないのでテキトーという訳にはいきませんがテキトーな思考で頑張っていきたい、と思った。」


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