絶対に挫折しない日本史 古市憲寿(著) 新潮社 (2020/9/17)

大河ドラマや歴史小説は好きだけど、古代から現代までの日本の通史となるとちょっと自信がない……そんな人は少なくない。

覚える用語が多すぎるうえ、ヤマもオチもない歴史教科書に挫折してしまうのだ。

だが、思い切って固有名詞を減らしてしまい、流れを超俯瞰で捉えれば、日本史は、ここまでわかりやすくて面白くなる!

歴史学者ではない著者だからこそ書けた、全く新しい日本史入門。

【推薦のことば】
これは古市憲寿氏による日本版『サピエンス全史』だ。
歴史に関心を持つ全ての人に勧める。

大学入試、就職試験にも役に立つ。
是非手にとってほしい。
――佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

思えば、日本史はずっと「テストで点を取る為」に勉強する対象だった。
日本史の授業中に、先生が板書する内容をただ無機質に書き写していた自分に心底、伝えてやりたい。
ここに「豊かに生きる為」の日本史があるよと。

この、日本史を天空から眺めた時に吹く気持ちのいい風が、多くの人に届きますよう!
――前田裕二(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)

「こんな面白い日本史があるのでしょうか。セブンイレブンに中瀬さんに健くんにラジオを一緒にされている伊藤さんが登場する日本史です。絶対に戦国時代に生まれたいとは思わないですが、今が幸せに生きてるからそう思うのかもしれないです。戦争に飢餓って考えただけでもぞっとします。未来は、本当にどうなってしまうのかも気になるところです。日本中に大量の空き家が発生するとありますが地方では大量の空き家化が進んでいる気がします。古市さんの書籍は全て読んでいますが、やっぱり日本史冴えも読みやすくて分かりやすくて面白いと思いました。」

「歴史に興味はなく、大河ドラマも観ませんが、最後までおもしろく読めました。一部の政治家に騙されないために、歴史に興味がなくても読むべきだと思います。著者に対して持っていた印象が良い方に変わりました。」

「本書は読み物としての面白さに重点を置いており、エッセイを読むような感覚でサクサク読めます。
「へぇ~、当時の日本ってそんな風だったんだ」というイメージが沸くと思います。

タイトルと帯の謳い文句はちょっと疑問あり。・本著は「サピエンス全史」をリスペクトしていますが、さすがに『日本版・サピエンス全史』という帯の謳い文句を真に受けると肩透かしを食らいます。・「絶対に挫折しない日本史」というタイトルからは日本史の入門書という印象を受けますが、本書は日本史の全貌を俯瞰することに重点を置いており、歴史上の人物名など固有名詞の使用を意図的に避けています。したがってこの本に目を通しただけでは受験勉強の代わりにはなりませんし、テストの点数も上がりません。
勉強本として読むのでははなく、肩肘張らずに気楽に読みましょう。」


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