世界最強パスポート、日本から1位を奪った国は?なんと192カ国・地域にビザなし訪問可能
日本が世界で最も強いパスポートの座を明け渡したーー。
イギリスのコンサルタント会社が、国際航空運送協会(IATA)のデータを基にビザなしで渡航できる国や地域のランキングをまとめました。
目次
日本は3位に
日本は5年続けて1位を死守していました。
しかし、2023年夏の調査で、ビザなしで訪問できるのが189カ国・地域となり、
“世界で最も強いパスポート”から3位に陥落しました。
3位タイには、オーストリア、フィンランド、フランス、ルクセンブルク、韓国、スウェーデンが名を連ねています。
世界最強パスポートだった日本
シンガポールに抜かれてしまった。
何でかな???
まいっか、どうせ海外行かないし。#FX #ドル円 #ポンド円 #XAUUAD #FX初心者 #FXトレード #投資家さんと繋がりたい pic.twitter.com/ugF45u3mty— トレタカFXトレーダー (@FXtakahide) July 19, 2023
日本はどの国に抜かれた?
2位には190カ国・地域のドイツ、イタリア、スペインが躍り出ました。
単独トップに立ったのは、192カ国・地域にビザなしで行けるシンガポールでした。
イギリスやアメリカの順位は?
10年前はランキング上位の常連だったイギリスやアメリカはどうだったのでしょうか。
フォーブスによると、イギリスが順位を上げ、188カ国・地域でオランダ、アイルランド、デンマークと並んで4位に入りました。
2017年以降では最上位の結果だそう。
一方、アメリカは順位を伸ばせず、184カ国・地域でリトアニアと同じ8位でした。
世界的な地政学の変化が影響しているとみられています。
調査をしたコンサル会社によると、旅行の自由度は高まる傾向にあるそう。
ビザなしで渡航できる行き先は平均で2006年の58カ所から2023年の109カ所へとほぼ倍増。
ただ、世界的に見た場合の移動の格差は広がっています。
1位のシンガポールは、自由に渡航できる行き先が最下位のアフガニスタン(27カ国)より165カ国も多くなっています。
日本国籍、世界最強パスポート、治安の良さ、綺麗な自然、綺麗な水、発展した経済の恩恵、無料公衆トイレ、自動販売機。日本人にとっては当たり前の日常が財宝に見え、どんな手を使ってでも手に入れたいと考える難民は世界に山ほどいる。そしてこういった難民を、兵器やビジネスとして使う者がいる。
— Yuta (@yuta202002) July 11, 2023
国際投資やビジネスチャンスにも影響
パスポートの強さは、単に移動の自由を担保するためだけのものではないとコンサル会社は指摘。
国際投資やビジネスチャンスという点で、経済的自由を与えることにもなります。
富を生み出して守っていくにはグローバルなつながりとアクセスが不可欠。
地政学的な変動が大きく、地域の不安定さが増すなかではその価値があら高まっていくと述べています。
ネットの声
「海外行くと日本のパスポートがいかに信用されてるかよく分かる。他の国の人の入国は何分もかかってるのに日本人だと数十秒くらいで終わるのをよく見る。今までの信用の積み重ねってのもあるだろうし先人に感謝。」
「2位が3カ国あるので、5位転落というのが正しいでしょうね。日本が減ったのか、他国が増やしたのか、どうなんでしょう。各国がどのような基準でビザなし渡航を認めるようになるのかわかりませんが、数を競うようなものでもないような。ビジネスで頻繁に渡航するような方は、ビザなしになることは非常に良いことなのでしょうけどね。」
「パスポートの渡航先数よりも、安心、安全、豊かに母国で生活できることの方が大事と思う。日本のパスポートがいくら便利でも、日本での生活が貧しい、苦しければ、意味が無い。」