“パパ活”、“ギャラのみ”にも確定申告が必要…しないと思うけど

「パパ活」「ギャラ飲み」女子の皆さん、確定申告が必要ですよ!

今月21日に発覚した池袋ホテル殺人事件は、被害者の82歳男性と被疑者の24歳の女性が「パパ活」をしていたということで注目を集めました。

パパ活のニーズ高まる

「パパ活」は、専用のアプリができるなどそのニーズが高まっているようです。

また飲み会に参加し、その対価として謝礼金をもらう「ギャラ飲み」アプリも多くの利用者がいるようです。

「パパ活」も「ギャラ飲み」も直ちに違法というわけではありませんが、売春や金銭トラブル、男女トラブルの温床ではあるでしょう。

利用女性が非常に危険な状態にあるという話がツイートで広く拡散されました。

脱税の疑いがかけられる

その内容は、「ギャラ飲み」アプリの会社に国税庁の税務調査が入り、その際にアプリ登録者の名簿を国税庁が取得したというものでした。

もしこれが真実であれば、アプリ登録をしていた多くの女性に脱税の疑いがかけられることになります。

「ギャラ飲み」の謝礼金は、飲み会に参加するという業務の対価・報酬として受け取るものですので、事業所得か雑所得と評価される可能性が高いです。

そうであれば、確定申告などを行わなければなりません。SNSなどでは、「ギャラ飲みで1000万円稼いだ」などと公言している人もいるようですが、もし申告をしていなければ、所得税、無申告加算税、延滞金を含めた多額の課税がされることは間違いないでしょう。

多額の税金を払えないからといって破産をしようと思っても、税金は破産をしても免責(チャラ)にはなりませんので、ずっと税金の負債を負い続けることになります。

重大なリスクがあることを知っておきたい

「ギャラ飲み」「パパ活」に限らず、「転売ヤー」のように、気軽に副業を始められる、多額の収入を得られるなどとあおるアプリやSNSの投稿も少なくありません。

しかし、どの副業にも脱税などの重大なリスクがあることは十分に知っておいていたほうがいいでしょう。

ネットの声

「確かに収入があったら必要ですね。相続税だけは意味不明ですがね。すでに所得税など抜かれて残った自分の金を誰に渡そうがなぜまた国に金をとられるのか不思議です。」

「市場から需要が多い様な商品を独り占めして、弱みに付け込み高値で売却するだけの、仕事自体に何の付加価値もない様な転売ヤーの人達の中には、ガッポリと稼いでいる人が大勢いますでしょ。そう言う人達は収入に応じた納税をしっかりとさせる様に、監視お願いします。」

「税務署が対象者全員に行くとは考えづらいけど、だからといって納税の義務を軽んじて税務署をナメたようなことをしていると時効が迫ってきたころに来ると思うよ。」

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