元自衛隊芸人・やす子の正論…一般ボランティアは被災地に「行かないで」

自衛隊と違い「被災地の方にも力借りないとできない」

やす子が1月7日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。

石川県で最大震度7を観測した能登半島地震のボランティア活動について言及した。

石川県が戸別訪問を制限

石川県は6日、能登半島地震の被災地で一般のボランティア活動が本格化していくことを見込み、募集状況などの情報を発信し、事前登録ができる特設サイトを開設した。

被災市町に問い合わせが集中する事態を避けるため、県が一括して対応する方針。

「個別に被災地に行くのは控えてほしい」と呼び掛けている。

一般人は被災地の力を借りないとできない

やす子は「一般の方が助けに行かれてるんですけど。その一般の方がどこに泊まるかっていったら、現地の民泊を借りたりとか。ガソリンどうするかっていったら、現地のものを使わないといけなくて。被災地の方にも力を借りないとできない」と指摘。

一方で「自衛隊は自己完結してて。燃料、食べるところ、住むところも全部自分たちで持っていく」とした上で「被災地に迷惑をかけずに支援ができるのが自衛隊のいいところの1つかなと思う」と述べた。

極論として一般のボランティアは行かないでほしい

「緊急車両が通れないと助かる命も助からなくなっちゃうので。今みんなができることは、募金とか祈るとか」

「余震でけがすると、その人を支援するために自衛隊の別の労力が必要になっちゃうので。今は家でできることをして、安全に暮らせるところで暮らすのが1番だなって思いますね。(一般のボランティアは)行かないでほしいです」

と伝えた。

ネットの声

「ボランティアを希望する方は、やす子さんのアドバイスに従って欲しいと思います。
ある程度、インフラの復旧が終われば、一般のマンパワーが必要になる時が来ます。また、現地で消費を行うことも重要になります。
その時が来るまで、安全の装備や現地の方々に喜んで貰えるものを揃えて待ちましょう。」

「阪神・淡路大震災の時にボランティアをしました。
当時大学生で時間と体力が余っており何かしなきゃと言う思いでボランティアに登録。市から避難所になってる体育館に行くよう指示されました。
でも行ってもやることなくて…
指示がないと動けず、普段からやってないと行ってもたいして役に立たないと思い知りました。
被災地に負担かけるだけだから素人ボランティアはタイミングが大事。」

「この大変な時に現地入りして炊き出しのカレー食ってバッシングされたどこかの誰かさんもいるし、やす子さんの言うとおりだと思う。
過去に話題になったボランティアの方でも手に負えない状況は、やはり自衛隊の皆さんにお任せするのが一番。
ボランティアを希望する方は、やす子さんの意見に従っていただきたいね。」

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