ヘンリー王子の“暴露本”英王室も戦々恐々

「暴露本」準備中のヘンリー王子に国民がそっぽ 一方でキャサリン妃の人気が急上昇

英国は今年、エリザベス女王の即位70周年を迎えます。

一方で英国王室初の記念すべき年に泥を塗りかねないトラブルを抱えているのです。

ヘンリー王子が準備を進める新たな「暴露本」の存在です。

希望の光はキャサリン妃のみ…ということなのですが。

チャールズ皇太子が招待

英王室を悩ませるのが、ヘンリー王子(37)とメーガンさん(40)の夫妻です。

チャールズ皇太子(73)は、孫のリリベットちゃん(0)に会いたいと、米国から一時帰国するよう招きました。

一家の英国の自邸であるフログモア・コテージは現在、アンドルー王子(61)の次女、ユージェニー王女(31)らが住んでいます。

だから皇太子は自邸に宿泊することさえ提案したのです。

それは、ヘンリー王子が、今年後半に出版する回顧録の内容を不安視しているからです。

ヘンリー王子は、出版社から約21億円の前払い金を受け取ったとされ、「王子としてではなく、一人の人間として書く」と謳(うた)います。

皇太子は、カミラ夫人(74)がダイアナ妃(享年36)との結婚を壊した「悪人」として描かれるのを心配しているのです。

王子一家の招待は、懐柔策と見られています。

安全に気を使ってほしい

しかし、ヘンリー王子は「帰国したくてもできない」と返答しました。

王子は帰国期間中は王室向けの警備を望んだのですが、内務省が拒否したからです。

公務を行う王族にのみ警備がつくためで、王室を離脱して米国に住む王子一家に、税金からなる警備はつかないということでした。

これに納得しない王子は裁判さえ辞さない姿勢です。

王子は警備費用は自費でまかなうとまで述べています。

それなら、民間の警備会社に依頼すればよいだけのこと。

しかし、詳細は明かされていませんが、王族専用の警備は民間の警備とは違い、銃の所持が許される場合があります。

王子はアフガニスタンへの派遣経験があり、タリバン2人を殺害したと口を滑らせたことがありました。

そのため今でも命を狙われているというのです。

王室を離れたとはいえ、王位継承順位は6位のまま。

そのため安全には気を使ってほしいということのようです。

キャサリン人気が急騰

しかし、国民からは王子を支持する声は上がらず、一家の帰国を望む声は多くはありません。

使用禁止の称号を使ってビジネスに励み、インタビューなどで王室批判を繰り返す2人を英国人が歓迎するとは思えず、ブーイングを浴びることさえ予想されています。

一家が警備を口実に帰国しないことは、皇太子は別にして、ほとんどの王族はほっとするのが本当のところではないでしょうか。

もし帰国したら、メディアは夫妻を追いかけ、まるで「ヘンリー・アンド・メーガン・ショー」のようになりかねません。

双方とも和解の気持ちは強いとふるまいながらも、ともに直接の対面は避けたいところ。

女王の偉大な業績に汚点を残さないよう、不肖の息子と孫は視野に入れたくないのがロイヤルの本音でしょう。

その一方で、ウィリアム王子の妻、キャサリン妃(40)の人気が急上昇中なんだそうです。

アンドルー王子が剥奪された軍務の一つに、グレナディアガーズ(近衛歩兵連隊)の連隊長があります。

「ぜひ」と声がかかったのがキャサリン妃。

実現すれば366年の歴史で、女王に次ぐ2人目の女性連隊長になります。

彼女にはヘンリー王子夫妻が去った団体や組織からパトロン役就任の希望が殺到しています。

その圧倒的な安定感と安心感で、崖っぷち王室の人気回復の決め手となるでしょうか。

ネットの声

「ヘンリー王子にとってカミラ夫人が悪人なのは仕方がないと思う。そこは、チャールズ皇太子も覚悟しなきゃならない。自身がやった事だから。でもね、それ以外の部分については、もう大人になりなさいと言いたいところばかりだから、国民がそっぽ向くのも無理ないと思う。キャサリン妃は、厳しい規律の中でも伸びやかに生きてる感じがする。規律は規律としながらも、新しい道を模索する。そう言う姿が評価されてるのではないかと思います。」

「まあ、これだけダブルスタンダードを続ければこうなる。初期は人種問題かと英国内でも若者を中心にハリー王子とメーガンを養護する声が大きかったけれど、最近のいろんな動きで、彼らが苦しむ若者の味方でないことが明らかになりはじめた。頼みの綱だった若者人気が落ち始めたのだから、こうなるのは必然です。」

「子供の頃に見聞きしただけのことなら知らないことの方が多いでしょうに、内容あるのかな?あまり心配する必要ないと思うけどな。それでもメーガンの話題ならコアなファンは存在するようだから売れるかもだけど、ハリー王子ファンはアメリカにはいないと思う。」

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