竹原慎二が明かすボクサーのお金事情 4回戦なら手取り4万円も…チケット売って稼ぐ選手も
元ボクシング世界王者でタレントの竹原慎二が、YouTubeチャンネル「竹原テレビ」を更新。
「【ミドル級は桁違い?】チャンピオンにしかわからないファイトマネー事情と裏話」と題した動画の中で、気になるボクサーのファイトマネー事情について話しています。
目次
昔と今の違いについて言及
今回のテーマはボクシングの「昔と今の違い」について。
竹原の時代は高校生から始めるのが普通だったそうですが、現在はキッズボクサーが増加。
「小学校低学年から始めている子が多い。井上尚弥君とか那須川天心君とかの影響なのかなと」と分析していました。
さらに「これによって強い子が増えている。小学校からやっている子のほうが基本ができている。教えていないのに距離の取り方なんかを覚えている」と実感しているようです。
ファイトマネーについて
そしてファイトマネーに言及。
竹原は
「33年前(デビュー当時)は4回戦で5万円。今は6万円。そこからマネジメント料として33%引かれて、3万2000円だった。今は6万円だから手取りは4万円か」
と説明。
またその他の収入としてチケットを売った分も自身の報酬となるようで、「4回戦でも稼ぐ子はいる。100万円以上売る子もいるからね」と明かしていました。
こんにちわ。
試合前ボクサーの禁欲生活は性欲だけに留まらず、減量での食欲、試合前の極度の緊張による不眠の睡眠欲の三大欲求を奪われます。
場合によっては家族すらも会わずに試合に挑む選手もいます。
まさにハングリー精神です。
ボクシングの選手になるには覚悟が必要です。
本日も良い一日を😄 pic.twitter.com/Vxh3B1q1XU— ありと渡る (@manychenko) December 12, 2021
ランカーだと
さらにランカーだと「20~30万円」、6回戦は「10万円」、8回戦は「16万円」がベースだと説明。
人気や知名度などによっても変わってくるようですが、決して恵まれているとは言えないボクサーの懐事情を明かしていました。
焼き芋生活はじめました
減量中のボクサーとか、モデルとか焼き芋食べてるらしい🤔
なんか流行ってます? pic.twitter.com/0SR33Ij30K— 純喜/既婚 (@29eigyo29) December 9, 2021
ネットの声
「必死に練習し、減量に耐え、試合では命懸けだ殴り合う。それで4万円は安すぎだよね。。ただ新人の四回戦なんて見に行くのは身内や友達だけだろうから、仕方ないのかもしれないが。」
「1960年代の日本チャンピオンのファイトマネーが100万円くらいで何回が防衛すれば家が立ったと聞く。裸一貫100万円と言うフレーズがあったそうですね。60年経った今も同じ程度。こんなに実質的な収入が下がったプロスポーツが他にありますかね。野球で言うと超一流の王さんが貰っていたのは数千万だったそうなので、今は野球は何十倍にもなってますよね。日本のボクシングはどこからこんなことになってしまったのでしょうか。
カネロの今日の試合のファイトマネーが40億円以上。日本の全ボクサー何年分のファイトマネーなんだろう。少なくとも日本チャンピオンの肩書きを持っている選手は、高給取りのサラリーマンくらいには収入を得てもらいたいものです。優秀な広告代理店などが本気で力貸してくれないですかね。ボクシング界に人脈はないのかしら。ボクサーの待遇改善に、業界が組織だって動いて欲しいです。」「正直、ボクサーのファイトマネーは安いと思う。けど、プロボクサーを目指す人が数多くいるのは、お金ではない何かの魅力があるんだろうね。」