人気のドラゴンボールも主人公が交代していた!?

『ドラゴンボール』の「主人公交代」に賛否 「迫力なし」「王道展開に震えた」意見飛び交う

主人公交代は正解だったのか

『ドラゴンボール』の主人公といえば孫悟空です。

少年期から長きに渡り主役を張っていましたが、「セル編」で一時的に悟飯が主人公のように描かれるようになりました。

この主人公交代について、一部のファンからは「悟空から悟飯への主人公交代は正解だったのか」と疑問の声があがっているようです。

悟飯が主人公を務める展開について、ネット上では

「悟飯って戦う気がないから盛り上がりに欠ける」
「悟空ほどの迫力がない」

といった声があがっていました。

確かに父である悟空と比べると、悟飯は戦闘を好まず、平和を愛する性格の持ち主です。

特にバトルシーンが魅力的な本作において、ファンはつい激しい戦いを求めてしまうことでしょう。

「戦闘嫌い」が主人公という展開に対して「……え?」と戸惑ったファンの気持ちもうかがえます。

悟飯への戦いへ対する姿勢に疑問を感じる声があがる一方で、純粋な戦闘力に関しては圧倒的な力を見せつけファンを喜ばせました。

迷走した悟飯

「セル戦」では、怒りをパワーに変えたことで、強烈なパンチとかめはめ波によってセルを圧倒します。

これには「悟飯かっこよすぎだろ」「覚醒して強くなるって王道の展開に震える」などと高評価な様子です。

それ以降にも悟飯にはさまざまな意見が飛び交っていました。

「魔人ブウ編」では学生生活を楽しむ傍らで、正体を隠してサタンシティの平和を守る「グレートサイヤマン」となって強盗を捕まえるなど、街のヒーローとして活躍する様子が描かれています。

この悟飯には

「少年悟飯のカッコよさを捨てて謎の学生ヒーローか……」
「あんだけかっこええ悟飯見せたあとに、グレートサイヤマンはつらいな」

といった声があがっていました。

やはり、「セル編」で悟飯が圧倒的な力を発揮しただけに、その後も激しいバトルシーンを期待したファンが多かったのでしょう。

愛される悟飯

一方で「悟飯とビーデルの純愛と、悟飯を起点にしたストーリーが一番好き」と和やかな物語を評価する声も聞かれます。

偉大すぎる親を持つ悟飯はベジータやピッコロのみならず、読者からの期待がかなりあったことがうかがえます。

それでもなお、自らの意思を貫き通した悟飯は少年マンガの主人公として魅力を十分に持ち合わせており、現在まで愛され続けているのがその証でしょう。

ネットの声

「悟飯の人気はセルゲームを前に肝心の強さの方がやっと追いつき
容姿もピッコロも見違えたと驚くほどでこれなら世代交代も…問題ない?と思われていたのは確かな話でした。
ただその後が…もう一つの分岐点では本来の性格が変わってしまう程、孤独な中で1人で人造人間と戦い抜いた頃よりは平和な証ではあったんだけど
こんなひょうきんな悟飯は見たくなかったという方が目立ってしまったのは大きなマイナスだったと今でも思います」

「ブウ編の最初の方は好きでしたけどね。
もうちょっと日常を描いた話を見たかったくらいです。

鳥山明先生もドラゴンボールを描くのを辞めたがってたし、セル以降はだんだんクオリティが下がってたように見えましたから、もっと早く主人公が変わってたら成功してたかもしれません。
それはそれで、悟空がもっと見たかったとなるでしょうけど。」

「アクション系漫画で主人公が変わるってのはあるけど大体は前の主人公が戦えなくなっているのが条件にあった方がいいと思う。
NARUTOみたいに前の主人公がまだまだ現役ならそっちで対処すればいいとか思うしわざわざ主人公を変えてまで続編を作る意味が自分にはわからない。」

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