ゴールド免許はメリットいっぱい!優良運転者を目指そう

目指せ優良運転者!!

想像以上にメリットがいっぱいのゴールド免許

違反も事故も起こさず運転を続けている人への最大のご褒美は「ゴールド免許」。

それほど価値を感じないという人もいるかもしれませんが、一度ゴールド免許を失った時、その存在の大きさに愕然とするもの……。

ゴールド免許を取得するには?

優良運転者に交付されるゴールド免許。

交付の条件は、無事故・無違反のない状態が5年以上継続している運転者。

無事故の条件に関してですが、人へ被害が及ぶ、いわゆる人身事故に限定されていて、被害者のいない物損事故は事故とは見なされないため、次回もゴールド免許の交付対象となります。

人身事故は公道外の事故であってもアウトです。

ただし、物損事故でも基本的に行政処分(違反点数の加算)や刑事処分(罰金や懲役など)が科せられる場合、他人の建造物を破損して損害を与えた場合は、次回の更新時はゴールド免許の対象とはなりません。

他人に交通違反をそそのかしたり、違反行為と知っていながら止めなかったという「重大違反教唆幇助」があったと認められた場合もゴールド免許を取得できなくなります。

また、5年以上免許を継続して持っていることも条件なので、初めて免許を取得は人の場合、次回の免許更新時はまだ3年目なので、初回更新時には3年間無事故・無違反であってもゴールド免許は取得できません。

そこからあと3年は無事故・無違反を続ける必要があります。

このように、ゴールド免許の取得は思った以上にハードルが高いのです。

ちなみに、70歳を超えるとゴールド免許の有効期間は短くなり、70歳は4年間、それ以上は3年間となってしまいます。

長い、早い、安いの3拍子のメリット

更新までの期間が一般の免許が3年であるのに対し、プラス2年の5年と長いことはものすごいメリットです。

一般免許が3300円、違反運転者が3850円と、決してお安いとは言えない免許更新だけに、3年に1回と5年に1回というのは出費を抑えるという意味でも大きいでしょう。

また、ちょっとした差ではありますが、優良運転者は講習手数料が500円と、ワンコインでOKというのも利点です。

対して、一般運転者は800円、違反運転者と初回更新者は1350円です。

免許センターに行かなくて済む!!

免許センターに行かなくて済むというのもゴールド免許の大きなメリット。

仕事が忙しいという人にとって、これは想像以上に大きいでしょう。

ゴールド免許を取得したことがない人のなかには「指定の警察署に行かなくてはならないから同じじゃん!」と思う人も多いかと思いますが、警察署での免許更新は、ものすごくスピーディなのです。

これぞゴールド免許取得者の特権と言っても過言ではありません。

免許センターでは視力検査ひとつとっても長蛇の列。

とにかく、定められた手続きをすべて済ませて講習にまでたどり着くには相当の時間がかかります。

特に都心部では、ゴールド免許であったとしても半日以上かかることは覚悟しなくてはいけません。

通常免許であれば、丸1日潰れるなんてことはザラです。

しかし、警察署での免許更新は実にスムーズで、講習までの手続きはあっという間で列を作るなんてことはほぼなし。

あとは30分の講習だけなので、講習の時間に合わせて警察署に出向けば、講習時間を加味しても1時間程度で終わってしまうことも多いのです。

割引サービスを受けられる

ゴールド免許取得者は自動車保険料が割引になります。

割引額は保険会社によって差はあるものの、おおよそ5~20%ほどは割引される。これはかなり嬉しい特典です。

ただし、契約期間中に免許更新があってゴールド免許に代わっても、契約満期まではゴールド免許の割引は適用にはなりません。

また、自動車安全運転センターが発行する「SD(セーフティードライバー)カード」を取得すると、衣料品店、飲食店、レンタカー、宿泊施設、ガソリンスタンドなど、多岐にわたる場所で割引を受けることができます。

また、マイカーローンの金利の優遇などの特典も。

SDカード優遇店は、自動車安全運転センターのWEBサイトで検索できます。


ただし、SDカードを取得するためには、「無事故・無違反証明書」または「運転記録証明書」の交付を自動車安全運転センターに別途申し込むことが必要となる。

更新忘れに注意!

せっかくのゴールド免許ですが、失効してしまうと一般のブルー免許になってしまうので注意が必要です。

ただし、更新期日を過ぎてしまっていても「やむを得ない理由」があり、なおかつ免許失効後6カ月以内であれば適性試験(視力検査など)のみで、学科試験と技能試験が免除されます。

やむを得ない理由とは、入院や長期の海外出張など。

もちろん、入院していたことを証明する診断書や、海外出張を証明するパスポートなどの提示が必要となります。

6カ月以内で、失効した理由の証明ができた場合は、ゴールド免許を継続して取得することが可能です。

運転免許の更新は、誕生日の1カ月前から誕生日の1カ月後までの2カ月間。

ハガキで通知は来ていたものの、「まだまだ余裕~」と思っていたら、うっかり失効してしまったという人も多いはず。

特典いっぱいのゴールド免許は失って初めてその貴重さがわかるもの。

一度失ってしまうと再取得までには長い時間がかかるので、失効だけは絶対に避けたいところです。

ネットの声

「常々思うのですが。運転しないペーパードライバーがゴールド免許ってちょっとなぁ…と。本来は、ちゃんと乗車回数と運転時間をこなして、それでも無事故・無違反こそが真のゴールド免許の有資格者だと思うんだが。一度も手術をしてない医者が、「ワタシ、失敗した事ありません」って宣言されても信用ならんし。」

「教習所や運転免許センターでゴールド免許、優良免許は凄いことじゃなくて普通のことなんですと言われたことがあります。即ち優良免許が当たり前ってことを言いたかったんでしょうね。それよか個人タクシードライバーも凄いんじゃない。10年間無事故無違反じゃないと個人タクシーにはなれないと聞きました。それ以外に個人タクシーになれる、ショートカットでなれる試験あるみたいだけどとても狭き門と聞いたことありますよ。」

「去年人身事故を起こしてしまい、今年免許更新で青の3年になりました。3年間無事故無違反だと次は青の5年に、なります。実質8年青の免許ですね。期限残ってるけど5年後に更新できないかな?自動車保険のゴールド割引きを考えたら更新手数料の方がお得なんだよな。」



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