Googleが「Androidに乗り換えるべき10の理由」を公式ブログで公開したけど…

Googleの「iPhoneやめて、Androidにするべき10の理由」がツッコミどころ満載

Googleが語る、Androidに乗り換えるべき10の理由とは?

Googleは4月、まずPixelシリーズで動作する「Switch to Android」のiOSアプリを発表しました。

Googleは今回、同アプリに対応した機種をすべてのAndroid 12機種に拡大しました。

さらにGoogleは同じタイミングで、iPhoneユーザーに対して「Androidに乗り換えるべき10の理由」を公開していることです。

新しい方法で自分を表現する
メッセージアプリケーションと Gboardを使えば、特にAndroidを使っている友達同士でメッセージを送るのが簡単で楽しくなります。

どこでも、誰とでも、ビデオチャット
友達や家族がGoogleアカウントを持っている場合、AndroidのGoogle Meetでこれまで以上に簡単にビデオチャットができます。

好きな音楽を聴こう
Androidでお気に入りのストリーミングサービスを利用すれば、最新のヒット曲を聴くことができます。

お気に入りのアプリケーションを、もっとたくさん
Google Playでは、すでに使っているお気に入りのアプリケーションはもちろん、さらに多くのアプリケーションをすぐに見つけることができます。

プライバシーを第一に考えたアプローチ
新しい携帯電話では、あなたのデータはAndroidによって積極的に保護されます。

より相性の良いデバイスをより多く
Chromebook、Wear OSスマートウォッチ、Google TVデバイス、Pixel BudsなどのFast Pair対応ヘッドフォンなど、さまざまなデバイスから、あなたのスマートフォンとよりよく連係するものを選べます。

Googleのアプリケーションやサービスを使って、より多くのことを実現しましょう
旅行中に現地の標識が読めなくなったら?テキストをスキャンしてすぐに翻訳すれば、目的地にすばやくたどり着くことができます。

音楽、写真などをデバイス間で共有
Nearby Shareを使えば、近くにあるAndroidやChrome OSのデバイス間で、音楽や写真などのファイルを簡単に共有することができます。

Android Widgetsでホーム画面をカスタマイズ
ウィジェットは、ホーム画面に追加することで、あなたにとって最も重要な情報を指先で操作できるようにする便利な機能です。

誰にとっても便利なテクノロジー
デバイスの使い方は人それぞれ。だからこそ、私たちは、人々が世界を体験したいさまざまな方法に対応する、使いやすい機能や製品を作っています。

この記事の中でGoogleは、Androidの互換性の広さをアピールし、ライバルであるAppleのサービス、FaceTimeも使えるとも述べています。

また、Appleが重要視しているプライバシーの保護について、Googleの取り組みも公開しました。

iPhoneにも近い機能が

しかし、今回紹介されたほとんどは、iPhoneにも近い機能があるものばかり。

例えば7番目の文字を翻訳する機能はiPhoneにもありますし、何なら「Google Meet」や「Gboard」など、ほとんどのGoogleアプリはAppストアからインストールできます。

また、「Nearby Share」は確かに互換性が広く便利ですが、Appleの「AirDrop」ほど普及していません。

思い切ったタイトルの割には、どの理由もAndroidへの乗り換えの動機づけとしてはかなり弱く感じられる内容です。

積極的にアプローチ

少なくともGoogleがiPhoneユーザーに対し、積極的にアプローチを掛けるようになっていることは確かなようです。

ユーザーとしても、iPhoneからの乗り換えが便利になるのはありがたいところ。

Googleは他にも、折りたたみ式などのさまざまな最新デバイスへの対応や、メジャーアップデートの間、四半期ごとに行われる機能追加についてもアピールしています。

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