白米のみの生活はヤバい!?栄養失調や治療費のことも考えて!

節約のため、3食白米のみの生活をしています。

栄養失調からくる病気や治療費のことを踏まえて止めるべきでしょうか。

白米は日本人の主食として長い歴史のある食べ物です。

比較的安価で手に入りやすく、お腹も満たされますが、白米だけではからだに必要な栄養が不足してしまいます。

栄養失調はさまざまな病気の原因になるため、かえって治療費がかかってしまう可能性が高いです。

白米のみの生活のリスクについて気になる方は、この機会に考えてみましょう。

白米のみの食事が引き起こす病気

白米のみの食事が原因で起こる代表的な病気は、脚気(かっけ)です。

脚気は、ビタミンB1が不足することで神経や心臓に障害が起こります。

脚気の症状は、全身の倦怠(けんたい)感、食欲不振、手足のしびれやむくみ、心臓の動悸(どうき)や息切れなどです。

重症化すると心不全を引き起こし、死に至ることもあります。

脚気は明治時代に大流行し、国民病と呼ばれるほどでしたが、現在でも白米のみの食事を続けると発症する可能性があります。

長期的な視点で経済的コストを考えよう!

白米のみの食事は、一見節約になるように見えますが、実際には経済的にも不利になる可能性が高いです。

白米は炭水化物が主な栄養素で、からだのエネルギー源となってくれますが、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がほとんど含まれていません。

これらの栄養素は、免疫力を高めてからだの機能を維持したり、生活習慣病を予防したりするのに重要です。

そのため、白米のみの食事では栄養失調に陥り、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。

病気になると、検査費や入院費、治療費などの医療費がかかりますが、その額は決して安くはありません。

病気によって勉強や仕事に支障が出ると、学業の機会を失ったり、収入が激減したりする可能性があります。

入院が長引けば、入院費もかさむことになるでしょう。

総務省統計局が公表する「家計調査 家計収支編」によると、2022年の単身世帯の1ヶ月の平均食費は3万9069円です。

1ヶ月が30日間だとすると、1日あたりの平均食費は、約1302円になります。

これは、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を摂る場合の平均的な食費です。

白米のみの食事をする場合、食費はもっと安くなるかもしれませんが、その分健康や生活の質を犠牲にすることになります。

そのコストは、食費だけでは測れないほど大きいでしょう。

白米のみの食事にするのではなく、例えば、まとめ買いや自炊をするなどして、ほかの栄養を摂りながら食費を抑える方法を考えるのが賢明です。

白米のみの食事を改善する方法

白米のみの食事を改善するには、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を摂ることが基本です。

主食は、白米だけでなく、玄米や雑穀米、パンや麺などの炭水化物も取り入れましょう。

主菜は、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質を含む食品を摂ることをおすすめします。

副菜は、野菜や海藻、きのこなどのビタミンやミネラル、食物繊維を含む食品を選ぶとよいでしょう。

これらの食品をバランスよく摂ることで、必要な栄養素を効率的に摂取できます。

白米のみの食事は経済的にも不利になる可能性大!

白米のみの食事を続けると、栄養失調からさまざまな病気にかかりやすくなります。

病気になると、治療費や入院費などの経済的負担や、仕事や勉強の機会損失といった社会的負担が増えます。

白米のみの食事は、一見節約になるように見えますが、長期的な視点で考えると経済的に不利になる可能性が高いです。

健康面はもちろん、金銭面においても白米のみの食事を続けることは決してよい選択とはいえないでしょう。

今日から少しずつ、バランスのよい食事を摂れるように、食生活を見直していきましょう。

ネットの声

「漫画家のみず谷なおき氏も節約のため白米のみの食事を「あ~るの日」と称して繰り返して享年38歳で就寝中に心臓まひで亡くなっていますね。存命中からリアルタイムで「人類ネコ科」や「ブラッディエンジェルズ」読んでいて「この人、早死にするぞ?」と思っていた矢先の事件でした。死因不明とのことですが脚気衝心の可能性もあるでしょう。」

「テレビの仁ーJINーで米が山盛りでおかずは少なかった。母親が脚気になって江戸時代は死ぬ人もいた。当然辞めるべきで目先の節約より健康寿命を延ばすことこそ一番の節約になる。」

「節約と健康の為3食ではなく2食にすべきですね。現代人は食べすぎです。」

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