15万円台のメルセデス・ベンツ!? 実はある“二輪車”いろいろ その本気度は
日本に輸入されているクルマのなかでも、ブランド別で最も台数が多いのがメルセデス・ベンツです。
2021年で7年連続の1位となっています。そんなメルセデス・ベンツに、実は二輪車のラインナップも存在していることをご存知でしょうか。
「メルセデス」を数十万円で持つことも夢ではないかもしれません。
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ちょこちょこ出ているベンツの“二輪”
たとえば、2015(平成27)年にドイツ・フランクフルトのモーターショーでは「F3 800メルセデス・ベンツAMGバージョン」というバイクがお披露目されています。
前年にイタリアのオートバイメーカー「MVアグスタ」と資本提携を結んだことで誕生した一台です。
800cc水冷3気筒エンジンを搭載し、カラーリングは「メルセデスAMG GT S」をモデルにしていました。
MVアグスタF3 800のメルセデス・ベンツAMGバージョン。
異形ヘッドライトも好き…
中型免許取ってまだ愛車も買えてないけど、バイクはやっぱり大型がステキじゃあ…… pic.twitter.com/u6JDI51r4R— えむえすぜっと (@MSZ00602) November 7, 2015
ベンツの自転車
また、メルセデス・ベンツからは、自転車も登場しています。
たとえば2020年発売の電動アシスト自転車の「EQ Formula E Team eBike」は、カーボン製で重さはわずか17kgというスポーツモデル。
この自転車は、最大3万kmの距離を走ってもメンテナンス不要という強度を誇っています。
ちなみにお値段は、日本円で約33万円。
上位モデルでも約46万円だそうです。
この自転車はEV(電気自動車)「EQ」シリーズの一環でしたが、この流れでさらに小さな“二輪車”も開発されています。
それは電動キックボード。
EQのロゴが配された「メルセデス・ベンツe-スクーター」で、本国ドイツでは15万5000円ほどで販売されています。
WORLD PREMIERE – BOOK A TEST RIDE
Mercedes-Benz EQ Formula E Team eBike ???Call us at (888) 493-6945 to book your ride!#MercedesEQ #FormulaE #eBike pic.twitter.com/ehWgRxBpKV
— Knauz Continental (@KnauzAutos) July 16, 2021
日本では販売されていない
ただし、これらは日本では販売されていないようです。
電動キックボードについてはショールームなどに展示されるケースはあるものの、日本の法規への適合や、アフターサービスが難しいなどの課題があるのだとか。
なお、自転車も電動キックボードも、基本的にはメルセデス・ベンツの“アクセサリー”という位置づけだそうです。
バイクについては、前出のMVアグスタとの資本提携を2017(平成29)年に解消。提携はわずか3年ほどの期間でした。
メルセデス・ベンツの二輪車は、今後どのような展開を見せるのでしょうか。
n+ Mercedes-Benz EQ Formula E Team Silver Arrows eBike. Seamlessly integrated batteries with a long 100 klm range @ 25 klm per hour pic.twitter.com/yn0pDgAGWT
— nplusbikes (@nplusbikes) March 14, 2020
ネットの声
「>イタリアのオートバイメーカー「MVアグスタ」
見覚えがあると思ったら、元の親会社はヘリコプターメーカーのアグスタで、その後イギリスの会社と合併してアグスタウェストランドになり、今はレオナルドのヘリコプター部門になっている。
海自が使ってる101系ヘリコプターや、民間用ティルトローター機のAW609はここの製品。オートバイと関係ない話で恐縮だけど。」「親戚の一歳児がメルセデスの電動カーに乗っています。あれが一番安いEVでしょうね。」
「MVアグスタだったり、AMGはDucatiとコラボしたり、案外あちこちと提携していたりするね。」