ニュース

プロ経営者の原田泳幸氏が激怒「マクドナルド、ベネッセを赤字地獄に叩き落とした」

プロ経営者の原田泳幸氏が激怒「マクドナルド、ベネッセを赤字地獄に叩き落とした」

「マクドナルド、ベネッセを赤字地獄に叩き落とした」動画を原田泳幸氏が糾弾、法的措置を宣言　YouTuber謝罪・閉鎖

日本マクドナルドやベネッセホールディングスなどで会長・社長を務めてきた原田泳幸氏が、YouTuberから事実無根の情報を流されたとして、弁護士と相談していることを報告しました。

発信者は謝罪し、チャンネルを閉鎖しています。

「悪意があるストーリーでした」

原田氏が2022年9月1日に公開した動画によると、発端となったのは、あるYouTubeチャンネルが公開していた原田氏に関する動画。

サムネイルに「マクドナルドの疫病神」と書かれ、原田氏を「マクドナルド、ベネッセを赤字地獄に叩き落としたプロ経営者」などと紹介していたと、チャンネル名をあげながら指摘したのです。

原田氏は「はっきり言って、私の名誉を毀損する、悪意があるストーリーでした」と指摘。

「断固とした法的措置を取るということで、すでに弁護士さんと相談を始めております」と報告し、

動画内容が「無責任な嘘」で事実と異なるとして1時間超の動画で抗議していました。

指摘のチャンネルは2日までにコミュニティで「消しますね」と投稿。

8日現在、原田氏に関する動画を含めたすべての動画が削除されています。

投稿者はその後もコミュニティで「恐怖で動悸が止まらないので心療科行ってきます…」とコメント。

「思慮が足りないCH運営になってしまったこと、大変反省しております」とし、

「今回の責任をとりましてCHを閉鎖した上で、当事者の方には別途謝罪を入れさせていただきます。申し訳ございませんでした」と謝罪することを明かしました。

ルールは守る必要がある

原田氏は7日に「【速報！】『消えたゆっくり負け組』」というタイトルでYouTube動画を投稿し、

上記チャンネルの閉鎖について「決して閉鎖を目的としてやったわけではなくて、ネット社会のモラル向上に寄与したいという思いで発信したわけです」として、

誤った情報が真実かのように拡散されたことを問題視しての行動だったと説明しました。

原田氏は「言論の自由は守るべき」としつつも、

「常識的なルールは守る必要がある」
「自由な言論をする際には、事実を慎重に確認する。これ非常に大事なことだと思います」

と呼びかけていました。

「真実にもとづく発信をしていただきたい」

同チャンネルへの対応は「弁護士とまだ協議中」で、

「問題の動画作成者が迅速に対応して閉鎖されたことは評価したいと思いますが、弁護士は動画作成者と直接連絡を取りたいと申しております」といっています。

「いろんなことが確認できましたら、今回の嘘の情報拡散についての対策を協議したいと思います」と方針を示しています。

「動画配信者の方、これを見られたらぜひ連絡をいただければと思います」と呼びかけ、

「決して閉鎖を求めたわけではございません。真実にもとづく発信をしていただきたいという、それだけでございます」と強調していました。

ネットの声

「名誉毀損は謝罪して相手が納得してくれたらそれでいいよね。民事で訴えても賠償額は日本だと大きくないだろうし。
ただ、経営的には大きな打撃を受けていて、それを算出して補填してもらうべきだと思うし、あと、名誉毀損は刑事的要素もあるので、法的措置は取った方がいいと思うよ。
過失じゃなく故意だからね。与えた社会的影響度合いにあった対応は取った方がいいと思う。」

「確かに原田さんの経営手腕は問われるものもあると思うが、そこを糾弾するなら、確実な数字と現場での真実が必要である。そもそも大手企業はコンプライアンスで、経営者の是非を外には出さない。出したとしても、相当な覚悟と証拠を持って出さなければ信憑性はない。よくある「とある内部関係者によると」ですね。結局こういう社会の仕組みを知らない子達が自分のクビを締めてしまうのが怖いところであり、よい勉強になったと思うべき。」

「こういうのはどんどん訴えていいと思う。有名な方はこうしてネットニュースに取り上げられることも多いが、あくまで当事者間の問題として解決する風潮を作ることもまた重要だと思う。
こういう事のいわゆる加害者に対して誹謗中傷が行われることが多くなっているイメージがあります。外野が誹謗中傷の連鎖を広げることもあってはならないと思います。」

おすすめの記事