被害妄想がひどすぎる?ヘンリー王子の新たな回顧録が物議

ヘンリー王子の新たな回顧録「スペア(予備)」英王室混乱か?

破滅的な結果になる可能性も 

ヘンリー王子による新たな回顧録『スペア』が、イギリス王室を混乱させる可能性があるそう。

王室に詳しいリチャード・フィッツウィリアムズ氏はヘンリー王子の「自分はスペア(予備)」というタイトル自体が既に衝撃的なものだと明かします。

生々しい回顧録の内容とは

ペンギン・ランダム・ハウスから出版が決定した同書についてフィッツウィリアムズ氏は10月27日、メール・オンラインにこう語りました。

「センセーショナルなタイトルです。著者は自分が評価されていなかった、あるいは物事の中心にいると感じられなかったことをほのめかしていますから」

「宣伝文句は『生々しい断固とした正直さ』と謳っています。英王室の懸念は凄いものとなるでしょう。チャールズ国王が即位して月日も浅いですし」

「この回想録に関するインタビュー、連載、終わることなき噂が間違いなく出てくるでしょうが、私の見解ではこれは何年も待つべきだったと思います」

「当時ウィンザー公爵だった(アメリカ人女性との結婚のため王位を捨てた)エドワード8世でさえ『ア・キングス・ストーリー』の出版は1951年まで待たなくてはいけませんでしたから。この結果は大きな波及効果を及ぼし、かなり破滅的なことになる可能性があります」

ヘンリー王子が朗読も

ちなみに英王室が原稿を確認するチャンスはなかったと伝えられています。

ヘンリー王子が正面を見据えた表紙が印象的な同書は来年1月に163カ国語で発売され、その収益はチャリティに寄付されるそうで、出版社側はダイアナ妃の死について大きく言及しつつ宣伝中です。

またヘンリー王子は1月10日に発売される同書の無修正オーディオブック版を朗読する予定となっています。

ついに自分の物語になった

ペンギン・ランダム・ハウスのスポークスマンはこう話します。

「『スペア』は読者を20世紀中の最も胸を締め付けられる姿にすぐ引き戻します。2人の少年、2人の王子が全世界が悲しみ、そして恐怖と共に見守る中、母親の棺の後ろを歩いていたのです」

「ダイアナ妃、プリンセス・オブ・ウェールズが眠る中、大勢の人間が王子たちは一体何を考え感じているのかを想像していました。ここから彼らの人生はどうなっていくのかと」

「ヘンリー王子にとって、ついに自分の物語となったのがこれです。生々しい断固とした正直さを持つ『スペア』は、悲しみを乗り越える永遠なる愛の力についての洞察、啓示、自省、そしてようやく手に入れた知恵に満ちたの画期的な書物です」

ネットの声

「王室はダメージは受けるだろうが、ヘンリーさんたちが被るだろう反発と比べれば、そこまでではあるまい。
出版は、王室との関係を断ち切ってしまう可能性もあるが、何よりイギリス国民の嫌悪感がピ一クに達するだろう。この勝負、国民を味方につけた方が勝ちに思える。
祖国や家族を捨てる程の価値が、メ一ガンさんにあるだろうか。お金と注目にしか興味のない彼女の本質を見抜けないヘンリーさんの、なんと哀れなことか。
回顧録という最後のカ一ドを使い切れば、後は落ちるだけ。ダイアナ妃は、こんな我が子の転落は願ってなかったはずなのだが。」

「人を諌める事でしかアイデンティティが確立できないようにされたのは気の毒ですね。
メーガンさんに上手く転がされているのは解るが既にいい年をして出した後で変な言い訳だけは見苦しいからやめる事ですね。
王室を振り返らず、1人の男として生きていく、子供たちも王室に関わらず、自由に生きていく道を選択しました。という話ならアメリカ人も応援すると思います。」

「ただただ兄のウィリアム王太子が気の毒。多感な時期に母を亡くし2人きりの兄弟、支え合ってきたはずの弟からの数々の仕打ち。心底悲しんでいると思います。
その兄の感情が、悲しみから怒りに変わったら貴方は間違い無く唯一の理解者である兄から完全に見放され必ず後悔する時がくる。その兄を支える事が自分の役目であり兄の愛に気づく事が出来る日がくるのでしょうか…」

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