起こるべくして起きたゆりやんの撮影中の事故

ゆりやん 『極悪女王』で脳損傷「自力でトイレ行けない」撮影続行に現場から厳しい声、共演の剛力彩芽らにも「MRI検査要請」

「撮影において、ゆりやんレトリィバァさんが演技中に背中及び頭を打ったことを受け医師の診断を受けたところ、大事をみて2週間の安静の指示を受けられました」

診察即入院で面会謝絶!?

10月27日、突如Netflixの公式サイトのプレスリリースに書き加えられた一節。

ゆりやんレトリィバァ(31)の身にアクシデントが起きてしまったのです。

女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描いた、Netflixドラマ『極悪女王』。

実話をもとにしたその内容に加えて、ライオネス飛鳥役に剛力彩芽(30)、長与千種役に唐田えりか(25)が起用されるとあって、撮影前から話題となっていました。

そんな注目作品で、“撮影事故”は発生しました。

「10月21日、千葉県内のスポーツアリーナでおこなわれた撮影では、ゆりやんさんと唐田さんの試合シーンが繰り広げられていました。ダンプさんの全盛期を再現するために、“流血演出”もある激しい格闘シーンでした。その撮影が終わったあと、ゆりやんさんが頭の痛みを訴えたんです。
発表では『背中及び頭を打った』『大事をみて』とされていますが、10月24日に病院へ行き、診察を受けたところ脳への損傷が見られたため、即時入院。しっかり動けるようになるまで3カ月を要するといわれており、入院中の現在は、自力でトイレにも行けない状態と聞いています。関係者もまだお見舞いに行けていない人がほとんどです」(現場スタッフ)

年内に撮影が終わる予定だったが…

すでに撮影が始まって半年以上。

年内にはすべての撮影が終わり、2023年には無事公開される予定でした。

「10月25日、関係者に『明日の撮影を中止する』というメールが送られてきました。そして、翌26日には、制作側から剛力さん、唐田さんといったプロレスラー役の出演者に、ゆりやんさんが怪我をしたという内容とともに、『プロレス撮影をおこなっているので、念のためMRI検査を受けてください』という趣旨のメールが来たのです。ゆりやんさんを除いた部分の撮影は続行すると聞きましたが、『今ごろMRI検査なんて言われて、本当に撮影が続けられるのか?』『この作品は世に出せるのか?』と、出演者とスタッフには戸惑いが広がっています」(芸能事務所関係者)

ゆりやんは、ダンプ本人に会って当時の話を聞いたり、過去のダンプの動画を見て、技を熱心に研究していたということです。

最初の頃から異変が…

「ダンプさんが入団テストを受ける場面では、ゆりやんさんが投げられるシーンだけでも、200テイクほど撮影する過酷な内容でした。じつはそのシーンでも、ゆりやんさんが怪我して、一度すべて撮り直しになった経緯があったんです。
役への強い責任感に加えて、怪我をしたぶん挽回のために、多少のつらい撮影も無理をしていたんだと思います。吉本興業のマネージャーは、ほとんど現場に来ることがなく、ゆりやんさんはしょっちゅう一人で現場入りしていました。彼女へのサポートが整っていれば、異変にいち早く気づけたのではないか……と思えてしまいます」(前出・現場スタッフ)

近年、プロレス界では“大技”によって、有名選手が大怪我を負うリング上の事故が多発しています。

同じ業界を描くだけに、細心の注意を払うべきだったのでは。

ネットの声

「2週間安静に、というのがどんな状態なのか想像がつかないでいたのですが、かなり心配ですね。全くの未経験者が、プロレスラーの役を演じるにあたり、話題性を考えて試合のシーンを実際のレスラーの方と同じような動きをさせていたとすれば、こういうことが起きる可能性は大いにあっただろうと思いますし、何度も撮り直しなどすれば、体力が持たず事故が起きる事もある。ゆりやんさんにとって、俳優として活躍するチャンスだったでしょうから、我慢をしたと思うので、気の毒になります。今は一日も早い回復を願うと共に、再度、危険を回避するような撮影ができるような体制を整え直してもらいたいと思います。」

「自力でトイレにいけないとあるが、体が動かない状態なのか、意識はあるがもうろうとした状態なのか…。どちらにせよ相当悪いのではないかと。
ドラマや映画を見てても、俳優さん女優さんが危険なアクションを撮してる部分をよく見るが、慣れない動きや行動をしてる為、体を痛めやすいだろう。演技のプロとして、何度も繰り返し練習してるので、一歩間違えるととんでもない事になる。しっかり検証してから行ってほしい。」

「プロレスラーは、それが専門職なので、試合をすることを前提にトレーニングをしている。だけど、ゆりやんは、そこまでのトレーニングはさすがにしていなかったはず。例えば、高校生のアメフト部員でも、毎日筋トレは欠かさない。筋肉はぶつかった時に鎧になってくれる。だから、タックルを受けても痛いだけで怪我はしない。撮影のための演技とは言え、基本の身についていない素人に、プロレス技をどこまでやらせるのか、線引きができていなかったのかもしれない。臨場感のある映像を撮りたい気持ちは分かるが、今回の監督はそれを優先するあまり、出演者の安全管理の意識が薄かったということか。
マネージャーが帯同していなかったとか、色々重なったのかもしれないが、タレントのマネージャーが監督にダメ出しなんて、できる雰囲気ではないでしょう。
監督が降板しなければいけない事案だと思う。」

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