米メディアが「MLB史上最高の25人」にイチローを選出!
「27歳までメジャーにいなかったのに3000本以上のヒットを打った」「驚くばかりだ」
メジャーリーグが創設されてから150年、その中から、史上最高のメジャーリーガーを選ぶのは至難の業です。
世代や時代が異なる史上最高クラスの野球選手を比較することに加えて、投手と打者の比較も選手をセレクトするうえでの難関となっているのです。
目次
イチローがランクイン
しかしながら、米メディア『Franchise Sports』はそれに挑戦し、MLB史上最も偉大な選手25人を選び出し、ランキングを作成しました。
上位には野球ファンではなくても聞いたことがあるジョー・ディマジオ、ハンク・アーロン、ルー・ゲーリックなどの往年の名選手の名前が並ぶのですが、その中に日本人メジャーリーガーのイチローの名前が21位にランキングされました。
同メディアはイチローに関して以下のように言及しています。
「もっと早くメジャーに来ていれば、イチロー・スズキはどんな活躍をしていたのだろうかと考えると、驚くばかりである。イチローは今でも1シーズンの最多安打記録を保持しており、27歳までメジャーにいなかったにもかかわらず、メジャーで3000本以上のヒットを打ち、通算打率.311を記録した。日本での功績をすべて無視しても、イチローがMLB史上最高の選手のひとりであることは間違いない」
イチロー
感情的になったら絶対に負け。冷静なやつには敵わない。
腹が立つことがあっても、ぐっと抑えて、先のことを考えるようにしている。 pic.twitter.com/DymMqzT9gs
— 阪井 優|破壊的なビジネスモデル研究家 (@redxyz_) August 10, 2022
1位はベーブルース
イチローはプロ野球に9年、メジャーリーグに19年所属。
日米通算3604試合に出場、歴代最多4367安打を放ちました。
メジャーでは同シーズンに新人王とMVPを獲得しています。
そのシーズンは、打点王、シルバースラッガーも獲得。
10年連続ゴールドグラブ賞、10年連続オールスター選出という快挙を成し遂げたまさしくレジェンドです。
そしてこのランキングで1位に選ばれたのは、投手としても打者としても活躍した史上最高の野球選手ベーブ・ルース。
投手として94勝、防御率2.28を記録し、打率.342、714本塁打、12回の本塁打王でアメリカン・リーグをリードしました。
「投手として、打者として、そして殿堂入りを果たしたルースほど、このリストの頂点にふさわしい人物はいないだろう」
と同メディアは述べています。
「なんで俺はダメな人間なんだ」
そんなふうに思いはじめたらキリがない。それよりもはじめから、
「イチローだって7割近くは失敗する。3割成功すれば一流なんだから」と思った方が気が楽になる。高田純次
— IGAEMONblog (@IGAEMONblog_) August 15, 2022
大谷翔平に期待も
150年という歴史の重みのあるメジャーリーグ史上に名を残すのは並大抵のことではできないのですが、それを日本人メジャーリーガーとしてやってのけたイチローは、感服に値します。
それと同時に今回1位にランクインされたベーブ・ルースの持つ「2桁勝利・2桁本塁打」の記録を達成した大谷がいかに超人であるかがわかります。
数年後のランキングで大谷がベーブ・ルースを超えて頂点に立つことはあるでしょうか。
今後も日本人選手の活躍に期待したいところです。
イチローの引退会見での刺さった部分。
「人より頑張ることなんてできない。あくまでも秤は自分の中にある。自分の限界をちょっと越えることを繰り返すことで、いつの日か凄くなった自分に気付く。だから少しずつの積み重ねでしか、自分を越えていけない。」
結局、小さい積み重ね。
— あきら社長 (@akirashacyo) August 14, 2022
ネットの声
「現役時代のイチロー氏の凄さは抜群の安定性にあると思います。
打者としては打率の良さはもちろん、年間200安打以上を長期間にわたり連続マークする安定性の高さ。
外野手としては走力を活かした広範囲守備の刺殺安定性の高さに加え、肩の強さを活かした「レーザービーム」による捕殺力。
そして、その走攻守のバランスを常に保ち続け、現役選手としてMLBで安定して活躍し続けることが出来た結果が今回の評価に繋がったのだと思います。」「最近YouTubeでイチローのナイスプレー集みたいなのを観てるけど、打つ・捕る・投げる・走るで本当に凄い!
イチローが現役時代は、NPB時代も含めてリアルタイムで観れる状況ではあったけど、その時は野球に全く興味がなかったから、本当に観てなかったことに後悔。
ギリギリ大谷選手の活躍は今観ることが出来てるけど、もしイチローが投手にも挑戦してたら、いい成績を残したんじゃないかな?とは思った。
走攻守の全てが凄いのはもちろんだけど、それを長い期間維持してたのも凄い!」「イチローの1年目の活躍は、全米を驚かせた。しかし、その後の長い活躍を予測した人は殆どいなかったのではないか?
4年目の2004年には、シーズン最多安打記録を更新する258安打を放ち、現役18年で通算3089安打を記録した。
大谷も今後の活躍次第では、ランキング入りの有力候補だと思う。10年後にどの様な記録を残しているか楽しみに待ちたい。」