「iPhone 14」では、Proモデルでノッチが廃止されるなど、様々なアップグレードの噂が登場しています。
しかし中でも大きな変化の1つとなりそうなのが、iPhone 14の衛星通信への対応です。
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衛星通信対応はかなりのインパクト
経済紙記者のマーク・ガーマン氏によれば、AppleはiPhoneの衛星通信機能の開発に取り組んでいるとのこと。
Appleはこの機能をiPhone 13に搭載しようとしていたものの、今年のiPhone 14に延期されたとみられています
。
この機能は主に緊急メッセージに限定され、WiFiや携帯電波が届かない場所などで使えるものとなるとされています。
これはSMSやiMessageと並ぶ新しい通信プロトコルとなり、グレーのメッセージバブルが特徴になるとのこと。
また、衛星ネットワークを利用して、飛行機の墜落や火災などの重大な緊急事態を報告する機能も搭載される予定です。
メッセージの長さも限定されるなどかなり機能は限定的ですが、衛星通信への対応は大きなインパクトを秘めています。
いよいよ、明後日に迫るAppleイベントで今回個人的に気になる点と言えば…
・iPhone14のどのモデルが衛星通信が可能なのか?
・無印iPad(第10世代)はLightningからUSB-Cに変更され、Apple pencil(第二世代)が使用可能で現行Pro/Airに近いものにフルモデルチェンジとなるか?— moral-∞ (@mugendai1919) September 5, 2022
衛星通信の実現は不明…
クオ氏によると、Appleは確かに「iPhone 14」の衛星通信機能に取り組んでおり、大量生産に先立って機能のハードウェアテストを完了したとのこと。
ただし、実際に衛星通信が実現できるかはまだ不明です。
クオ氏は、Appleは衛星通信をハードウェア面ではサポートしているものの、実現は「Appleと通信事業者がビジネスモデルを解決できるかどうか」にかかっていると指摘しています。
テック系メディア「MacRumors」によれば、Appleは米衛星通信会社Globalstarと協力していることが示唆されているとのこと。
著名アナリストのミンチー・クオ氏も、この会社がAppleが提携する可能性が最も高いと述べています。
そういえばiPhone14に求めるものってなんなんだろうな、、、
リーク通りパンチホール、常時点灯、衛星通信、48000万画素カメラは来てほしい
出来ればUSB-Cも、、、??— しろん (@siron_kisaragi) September 1, 2022
電波が届かない…呪縛から解放される!?
当初はiPhoneの衛星通信機能は緊急メッセージに限定されるようですが、今後進化が進みネット接続が可能になれば「携帯電波が届かないからスマホが使えない」という常識がくつがえることとなりそうです。
衛星通信関連では他にも、米キャリアのTモバイルとSpaceXが先日、米国内のどこでも携帯通信を提供する計画を発表しました。
「MacRumors」によれば、このタイミングはAppleの衛星関連発表を先取りするために計画された可能性があるとのこと。
同サービスは「iPhone 14」に搭載されるものとは違い、どんな5Gスマホもサポートできるとされています。
衛星通信がコンシューマ用に最初から開放されてて、なおかつ現実的な費用で利用できるのであればiPhone 14シリーズを買います
— サブステ (@hyudaepon_bdst) September 3, 2022
ネットの声
「iPhone14の購入を検討している方へ、衛星通信プランへの加入が必須になるので毎月の料金が5000近く上がる見込み」
「iPhone14に衛星通信搭載されてたら新しさ目当てで考えます()」
「Appleが、現地時間2022年9月7日午前10時にイベント「Far Out.」を予告。世間では Far outは iPhone14の衛星通信のことだと言われてるけど、そんななんのサプライズもない発表なんてあり得るだろうか」