クルマ好きなら残って欲しい装備6つ

理屈じゃなく「ないと寂しい」クルマ好きのサガ! 

消えゆく運命だとしても無くなってほしくないクルマの装備6つ

クルマは進化していくもの。便利になったり、快適になったりするなど、とても素晴らしいことです。

この点に異論はない。それを前提としてあえて言うと、進化の影で消えていくものも確実にあるのです。

なんだか寂しい気がするのもまた事実。

無駄とか時代遅れなどと言ってしまえばそれまでですが、安易になくしてほしくないモノを集めてみました。

ガソリン

世界的に電気自動車にシフトしている今日この頃。

対照的に内燃機は肩身が狭くなっていくばかり。

消えゆく運命というのはわかるのですが、無くなってほしくないという思いもあります。

モーターならではのなめらかでシームレスな加速も新感覚でいいですが、アクセルを踏んだときのドカンという爆発を伴った感覚は内燃機ならではのもの。

MT

とくにスポーツカーでは内燃機とともに語られることが多いのが、マニュアルトランスミッションです。

シフトを操作しながら、キビキビと走らせられるのが醍醐味。

人馬一体だったり、操っている感が満喫できるのはMTならではの味わいです。

それがなくなるのはクルマ好きには耐え難いかもしれません。

サイドブレーキ

最近では軽自動車にも採用されているのが、ボタン式の電子パーキングブレーキ。

指先ひとつで確実にかかるし、オートモード付きであればその操作すらいらなかったりします。

これはこれで快適なことこの上なしではあるのですが、カリカリカリと音をさせながら手で引っ張り上げるのは、操作している感覚に溢れていて気持ちいいもの。

安全装備との絡みもあるとはいえ、残しておいてほしい装備です。

アナログの装備がなくなってしまうのも寂しい

アナログメーター
今やメーターもイラストの時代。

グラフィカルでドンドンと切り替えられるし、表示できる内容はかなりの量となります。

切り替えてみるのはクルマ好きにはたまらないのですが、とくにスポーツカーの場合はスピードとタコメーターが瞬時に確認できればそれでよし。

ロードスターなどでは未だに採用されていて、改めて見るとホッとするのです。

シガーソケット
今ではUSBの時代。

シガーソケットがないクルマも増えています。

でも12ボルトを簡単に取り出せるのは大きなメリットですし、そこに刺さるシガーライターも無骨な感じで、たとえタバコを吸わなくても、スポーツカーらしさが引き立ったりするのです。

併せて、灰皿がないのもさびしい。

水温計
問題が発生しなければ要りませんし、万が一の際に警告灯が光ればいいだろうという判断なのはわかります。

しかし、アナログメーターのところで紹介したように、メーターまわりにも刺さる雰囲気というのがあって、情報を伝達する以前に針で状態を示しているということだけでもいいのです。

針を使った小さなメーターからただの警告というに変わってしまうのは、かなり寂しいものです。

ネットの声

「MTやAT云々の話が昨今多いですが、私が危惧するのは故障時の整備性ですね。昔のアナログ満載の車は修理しやすいですが、デジタル満載の車は修理も大変です。ちょっとした故障でもユニットごと交換しなければならないですし、そのパーツが無ければ御陀仏ですよね。一方、アナログカーは他車種の流用も可能な場合が多いですし。これからのデジタル満載カーは大事に乗ったとしても10年以上乗れないでしょうね。純正メーカーがパーツ供給を中止すればその時点で御臨終だと思います。」

「12vの電源が必要としてもシガーソケットの形は再考の余地があるかと思います。
ライターのコイルの都合で出来たものですから丁度指がすっぽり入るサイズの穴になっていて奥に端子がキラリと光ってます。デカくて単純だからノールックでも刺せるという利点はありますがもはやライターの用途がないのなら運転中の抜き差しは二の次で良いでしょう。USBがこれだけどんどん変わって「変換して使ってちょ」で済んでいるのだからこれも少しずつでも変えてって良いのではないかと思います。」

「39年落ちのレビンに乗ってます。
アナログメーター、シガーライター、灰皿等、記事に書いてあるのは全てあります。
個人的にはMTとアナログメーターは残って欲しいです。
新しい車も良いのですが、ライトのON/OFFで、明るさが変わらないのは慣れないです。
たまにトンネル内で、ヘッドライトを点灯してない車を見かけますが、常時メーターが明るいので、気付いてないのかな?とも思います。
今の車は便利になりすぎて、車に乗ると言うより、乗らされてる感じがありますね。」



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