特に意味はないけどクルマ好きならやってしまいがち

じつは意味なし! でも楽しいから許して! クルマ好きがやりがちな「根拠不明」な行為5選

ついうっかり?それとも意図的?なクルマ好き、なかでもマニアが日常的に行っていたり、DNAレベルで身についてしまった根拠不明の行為5つをまとめてみました。

とにかく型式で会話したがる

R32、AE86、Z32、FD3S、GC8、FD2……などなど。

挙げればキリがないほど、クルマ好きが日常会話で使用している型式は意外と多かったりします。

スカイラインやRX-7系統など、メジャーなスポーツカーであればわりと多くのクルマ好きにも通じるかもしれません。

ただ、マニアックなモデルや、特定の仲間内でしか通じないクルマまで型式で呼ばれると……「?????」となってしまうこともしばしば。

別に知ったかぶりするわけではないけれど、雰囲気的に「いまのってなんのクルマの型式?」とは聞きづらい。

モデルにもよりますが、「型式メイン」の会話もほどほどに……。

オトコのロマン? フルスケールメーター

サーキットでもないかぎり、320km/hなんてどこで出すんだ!?という「もろもろの」ツッコミはさておき、自分の愛車のメーターがフルスケールになっていることにロマンを感じるクルマ好きは多いはず。

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ミニバンだってフルスケールメーターのアフター品が存在します。

「アルファードで250km/hなんて意味ないだろ!」とツッコミを入れるのは、腕時計好きがクロノグラフの機能をどれくらい使いこなしているのかを問いただすくらい野暮な話。

所有欲、カスタム欲を満たすアイテムとして成立したっていいのです。

街中でのヒール・アンド・トゥ

峠道を気持ち良くドライブしていて、コーナーに差し掛かったときにブレーキングしながらアクセルペダルをあおってシフトダウン。

スムースにキマったときの爽快感(?)は、クラッチ付きのまさに3ペダルMTでなければ味わえない体験でもあります。

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一般道でフルブレーキすることなんてほぼない(むしろそうであってほしい)し、タイムアタックなんて機会もまずない。

一般論として「街中のヒール・アンド・トゥ」に意味はないといわれています。

とはいえ、ヒール・アンド・トゥ(実際にはまねごと?)の動きをマスターしてMT車を運転すると楽しいことも事実。

私自身、運転免許を取得して、バイト先の軽バンで配達中に何度も練習したのも懐かしい思い出です。

エンジンをひと吹かししてから切る

もはや習慣なのか、かっこつけでやっているのかは不明ですが、インジェクションのクルマでこの行為はほぼ無意味。

むしろ、普通にエンジンを切るよりもガソリンを多く消費するわけで……。

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その反面、インジェクションが一般化されるまえの旧車、主にキャブ車であればマスターしておいたほうがいい「作法」といえます。

ただ漫然とアクセルペダルを「ブォン!」と踏み込めばいいってわけじゃないので、慣れとコツをマスターする必要がでてきます。

これを面倒と思えるか、マスターしてみたいと思うかで、旧車乗りの向き不向きが分かるかもしれません。

ライトチューンでものすごい数の追加メーター

水温計・油温計・油圧計・ブースト計・負圧計・電圧計・排気温度計・燃圧計・空燃比計・体温計……はないか。

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車検証に「改」が記載されるほどのチューニングが施されているならともかくとして、ライトチューンであれば、ここまでありとあらゆる追加メーターをインストールする必要はなさそう。

往年のチューニングマシンのように、ダッシュボードに穴を開けていくつもの追加メーターを並べてみたり、あえてグローブボックスに追加メーターやターボタイマーなどをまとめてインストールするのも雰囲気重視でいいかもしれません。

無意味だって、格好良くて楽しければいいんでない?

いずれも無意味だし、無駄といわれてしまったらそれまでのことばかり。

その「余白」にこそ美学があったり、新たな発見やアイディアのヒントが隠れていたり……。

おそらく正解や答えなんてないし、本質はそこではなく「無意味だって、格好良くて楽しければいいんでない?」に尽きるのかもしれません。

ネットの声

「追加のメーターはつけることによってそのメカニカルな雰囲気が趣味という人もいるし、車種によっては純正のメーターだけでは貧弱で後付けすることで車の健康状態を確認する為でもある。実際に俺も追加メーターを取り付けたが中でも水温計と油圧計には重宝している。全てを車屋任せの人なら不要かもしれないが、好きな車を大金はたいて購入したから深刻な状況に陥る前に自分で常々確認して末永く乗りたい。自分の身体の具合が何となく宜しくない時に直ぐに医者に診てもらうのではなくて、取り敢えず検温したり座って休憩したり市販の薬を飲んだりして様子を見るのと同じだよ。」

「インジェクション車で空ぶかしの意味は”ほぼ”ないってどゆこと…少しは意味あるの?
“ここまでありとあらゆる追加メーターをインストールする必要はなさそう”ってそれライターの個人の感想じゃん。データが欲しい人かもしれないじゃん。目で見えないものを数値化してコンディションを知るって車が好きならそういう人もいるんじゃない?異常の早期発見は故障の予防になるから決して意味なくはないです。健康診断と一緒。」

「仕事用のトラックやバンで低速でも軽くヒール&トゥやったらスムーズにつながってギクシャクしないよ。
計器は今の車だからこそあったほうがいい物がある、どの車もブーストパイプ、チャージパイプ、インテークパイプはプラスチックだからアルミ製に変えても替えなくてもブースト計あると漏れや亀裂が分かる、電圧計もあるとバッテリーが弱くなってきたのが分かる、自分で交換するライトチューンだからこそ燃圧系や空燃比はあった方が無難、外車は水温と油温あると心配になってくる事もある。」

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