「小倉智昭」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
舌鋒の鋭さ、ふてぶてしさ?
でも、その実人生はアップダウンの連続です。
吃音(きつおん)だった少年時代、局アナからフリーに転じた後の貧乏暮らし、22年にも及んだ「とくダネ!」MC、がん闘病……
そんな「まさか」の人生を、「とくダネ!」コメンテイターで年の離れた友人・古市憲寿さんを聞き手に振り返ります。
驚きのエピソード、イメージとは違う意外な面が続々!
今だから語れるあの時の本音のホンネ
生い立ちから芸能界、死生観までしゃべった!
三途の川を見たことで人生観はどう変わったか?
吃音の少年が実況のプロに…「とくダネ!」の栄光と炎上
老後は思い通りにならないもの…。笑いあり涙ありの人生賛歌!
おすすめ新刊】小倉智昭さんが、「とくダネ!」で仲間だった古市憲寿さんを前にすべてを語りつくす
『本音』新潮新書入荷しました!
小倉さんと古市さんのお互いを理解している様子がわかり、心地いい。
小倉さんの度重なる病との闘い、死生観に心うたれます。
自分の信念というものをもち、ぶれません pic.twitter.com/cfKUfTllnQ— ジュンク堂書店 滋賀草津店 (@shigakusatsuten) February 16, 2024
【目次】
1 三途の川を見たことで人生観はどう変わったか
・いきなり細胞診の「5段階評価で4」と宣告された
・がんと同時に命も消えそうに
・三途の川のほとりに父がいた
・俺はもう今日からたばこやめるから
・コレクションを捨てるのは難しい
・76歳からの一人暮らしはちょっと不安
・関口宏さんは「続けてよ」と言った
・老後は思い通りにならないもの
・追い詰められて生きることに真剣になった
・老後の予定は狂うもの
・幸せは死ぬときに振り返って思うものだ
2 吃音の少年がいかにして実況のプロになれたのか
・吃音が悔しくて悔しくて仕方なかった
・夢ではなく目標を持て
・独り言と歌はどもらないと気づいた
・田原総一朗さんとは古いつきあい
・予備校をサボって張り倒された
・バンドで飯を食いたかった
・入社したとたんに組合運動に参加してしまった
・原発事故の報道で局と大喧嘩
・競馬場でのランニングが仕事に活きた
・フリーになったら儲かるというのは勘違い
・電気ガス水道が止まる順番は
・金の無心を母親に
・大橋巨泉はいろんな意味ですごかった
・自分の引き出しをどう作るか
・自信のあるところだけ見ればいい
3 「とくダネ!」はいかにして生まれ、燃え、終わったのか
・「嫌いなものは嫌い」でやってきた
・起承転結を意識していた
・ハプニングは大歓迎
・出入り禁止にされたことも
・ジャニーズ問題でテレビ局は批判されても仕方な
・九重親方激怒で謝罪したけれど
・不祥事と作品は別物だ
・それぞれの家庭や夫婦には事情があるはず
・芸能レポーターから首を絞められそうになった
・昔はスター、今は流れ星
・本気で怒った相手は太田光
・窮屈になってきたという実感
・誰もがコメンテイターになる時代
・前に出過ぎると鼻につく
・異論を唱える意味はある
・おにぎりに入っていたとんでもないもの
・高齢者のための番組をやってみたい
小倉智昭、爆笑太田光にヅラをイジられるw pic.twitter.com/dS95acS8Og
— ちはる@ダイエットサプリ?? (@chiharu11104) November 17, 2020
「あまりにもすべてに「本音」炸裂な告白。皮肉ものの小倉さんの見え方が180度変わって、読み終わったら大ファンになっていた。病、仕事の舞台裏、プライベートを通じて語られる言葉に励まされた。頑張って長生きしてほしい。良書。」
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