解散ノート モモコグミカンパニー (著) 文藝春秋 (2024/2/14) 1,760円

多くのファンに絶大な人気を誇りながら、2023年6月29日をもって解散したガールズグループBiSH。

彼女たちが密かに「解散宣告」された2019年11月22日から東京ドームを超満員にしたラストライブまでの3年半の日々を、メンバーの一人モモコグミカンパニーがリアルタイムで、つぶさに書き留めていた。

小説を2作、エッセイを2作、作詞は17曲担当し、現在も幅広い活動を続ける彼女が、大きな苦悩と喜びに満ちた3年半を赤裸々に綴った、等身大の生の記録。

【主な目次】
2019年11月22日~2020年12月31日
「東京ドームで解散です」/「誰も悪くないよ」/「寂しいし、BiSHが好きだ」/「100分の1くらいでしょ」/「歌が下手」「ブス」/「嫉妬」/「スターみたいやな」/「芸能人オーラ、ゼロだね」/「生きろ!」でも「死ぬな!」でもない/「売り切れてなかったよ」/「“自由”という重荷」/「まずは世界を広げてみなよ」/「コントを書くか?」/「みんなで」/「全然歌ってないじゃん」

2021年1月1日~12月31日
「世の中の音はどうやって聞こえているんですか」/「残響」/「血の通ったものに、人は集まるよ」/「書くべきだ」/「BiSHをスターにする」/「本当に欲しいものは何だろう」/「濁りながらも、透き通っている」/「人のために」/「愛、愛、愛」/「早く、安心したいね」/「いや、本当に、ごめんな」/「今日ほど幸せなことはなかった」/「解散発表」/「散々眺めた夢の続き」

2022年1月2日~12月29日
「解散したあと、どうするの?」/「味方だから」/「女性の“カッコよさ”」/「帰巣本能」/「息のしやすい場所」/「みんなのことが全然分からなかった」/「うちら、もう大人だね」/「自分の傷は自分で」/「小さな恋のうた」/「宝物」/「棘の中の優しさ」/「私はこれでいい」/「ここで死ねなきゃどこで死ぬんだよ」/「別に、バイトとかでもいいよね」/「強くなったよね」/「なんだかすごくアイドルみたいだ」/「コロナ禍での支援ありがとう」/「助けてもらおうと思うな」/「だから、一緒に生きよう」/「固い結び目の解き方」/「グループの輪」/「“普通”に怯えながら“普通”に憧れていた」/「解散やめない?」/「サイレントコント」/「殺し合い消える前に」/「第2期BiSH」

2023年1月10日~6月29日
「残り半年」/「涙が花びらに」/「絆は縛りつけるものでもある」/「そんなモモコが東京ドームに立つんだもんな」/「生きたい」/「桜が散る前に」/「逃げたくて仕方ないとき」/「もう東京ドームは始まってる」/「凱旋」/「花束」/「温かな血」/「一人になるってこんな感じか」/「残り10日」/「永遠の7日間」/「現実」/「for Never」

夢から醒めたあとで

「まだまだBiSHロスの寂しさに苛まれている人間にとって待ちに待ったモモカンの言葉たち。
一言ずつ、噛み締めるように大事に大事に読み進めています。
細かいことですが「完熟の卵」だとヒヨコになってそうで違和感ありました(笑)」

「実際に血は流れていない。でもこれは実際に血が流れるよりも深い、心の傷跡を垣間見る闘争史。
決してBiSHの活動を振り返る内容ではないので、BiSHやモモコグミカンパニーに興味関心がなくとも、普遍的に響く日記。
モモコグミカンパニー、かく戦いし。」

「たくさんの血を流して、それを拾って、書いた本だった。動画や写真では気持ちまでは映らない。気持ちを言葉で表すことは、とても生々しいことなんだと思わされた。」


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