アメリカの崩壊 山中泉 (著) 方丈社 (2022/3/22) 1,650円

アメリカは病んでいる。歴史上、最も死に近づいている。

米国の根幹をなしていたはずの「自由と正義の死」が、目前に迫っている。

トランプを破り、勝ち取ったはずのバイデン政権は、民主党支持者からさえその正統性を疑う声が上がり、各州では草の根の市民たちが自腹で選挙の監査を続けている。

最も惨めなアメリカの敗北と呼ばれ、すべてのアメリカ人が怒りに震えた8月末のアフガンからの撤退失敗。

作戦の無様さのみならず、水面下で進んでいた密約の話も暴露され、嘘で塗り固められた政権の実像が姿を現した。

世界的な原油高、そして米国で突出するインフレ。原因は「コロナ後の景気回復」などではない。

「気候変動」のためと称し、米国自身が原油の採掘をストップし、パイプラインを止め、さらに高額の失業保険を垂れ流したために、誰も働かなくなったからだ。

世界の苦しみの原因の一つは、アメリカの政策が生んでいる。国境の壁建設停止による不法移民の激増は、深刻な人身売買、薬物ギャングを大量に受け入れる結果となった。完全なる失政である。

驚くほど低い支持率のもと、ワクチン義務化への反発は激化するだろう。

狂気に近いポリコレで小学生たちが洗脳され、新たな性犯罪も多発するようになった。

子どもを愛し、秩序を求める親たちは真実を知り、怒り、行動を始めた。

Youtubeを始め、SNSも検閲され、ワクチンの安全性への疑問や、選挙不正への疑いは「BAN」され、最初から存在しないものとされている。

「議論の自由」も「衆知を集めて検討しようとする民主主義」もそこにはない。

完全に全体主義国家の手法だ。

アメリカはますます分断され、矛盾に満ち、弱くなっている。

そして今、間違いなく「最期」に向かいつつある……。

本書は、主要メディアからはまったくわからないアメリカのリアルを、在米35年の日本人経営者が、生活者目線から伝える渾身のリポートをまとめた1冊。

フェアで自由で、明るくチャレンジする“佳きアメリカ”を愛する著者が、正義を求める草の根の人たちの声や行動も拾い上げている。

「新しい希望」はそこにあるのか? それを見つける旅は、シカゴから始まる。

目次
まえがき

序章 バイデン政権が招くアメリカの崩壊

1章 バイデン・史上最低の大統領
アメリカを壊す者たちの正体

2章 アメリカが歴史上最も弱くなった日
アフガン敗戦という衝撃的屈辱の深層にあったもの

3章 「バイデン・インフレ」に怒り爆発
民主党の環境原理主義政策(グリーン・ニューディール)が、世界経済を危機に陥れる

4章 コロナが奪った、アメリカの自由
SNSで進む検閲、粛清による分断統治──全体主義社会への道

5章 「アメリカの終わり」から始まる再生への旅
2020年の大統領選挙不正と「1・6議事堂騒乱事件」の真相

6章 アメリカを蝕(むしば)む、ポリコレという病
トランスジェンダー問題、検閲・粛清・言論統制──怒りはいつ爆発するか?

7章 やはり必要だった国境の壁
報道されない「人身売買」と「不法ドラッグ」激増の地獄

8章 外交も防衛も、自立せよ日本
「中国に侵略されたアメリカ」から見た、母国の甘さ

終章 2022年中間選挙の読み方
民主党はID不要の選挙を主張、アメリカは正義を取り戻せるか?

あとがきに代えて──アメリカを愛する人たちからの、魂の叫び

「アメリカの現状については書籍、YouTube等ネット情報である程度はわかっていましたが、やはり渡米歴35年の山中氏が語るアメリカの実情は、具体的で真に危機感を感じさせられます。多くの日本人がこのことを知るべきです。」

「仕事が一段落したので、少し夜なべをして読了しました。山中泉さんの凄みを感じながら読み通しました。多くの日本人が想像もできないくらいにアメリカは左派に破壊されていることを、さまざまな事例から、リアルに感じます。アメリカに35年暮らし、アメリカを愛し、日本を愛する山中さんの叫びです。」

「著者の山中泉氏は前著「アメリカの終わり」で、バイデン政権を全く期待できないと書いたが、期待できないどころではなく、バイデンの破壊力は予想以上で、今、アメリカは急速に崩壊しつつあると述ベている。激しいインフレと物品の不足、コロナ対策(ワクチン接種義務強制化)への過去に例を見ないほどの強い反発、国境開放と不法入国問題(深刻な人身売買と不法ドラッグ)、過剰なポリコレの進行による事件の発生や親と学校との対立や、犯罪の多発化と激化。加えて2020年大統領選挙の不正疑惑。外交・防衛面では、アフガニスタン敗戦、対中国関係、対ロシア・ウクライナ問題などである。就任直後には60%前後あったバイデンの支持率は低下する一方で、2022年に入ってさらに低下し、33%まで下落した。」


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