父の最期を看取った日々 高橋奈里 (著) 青志社 (2022/7/22) 1,650円

父と子がつむいだ去りゆく時の物語

戦後文学会を一世風靡した高橋三千綱末期の光景

娘にあてた置き手紙

自宅で終末ケア、それは父と娘が向き合えた奇跡の4か月。

「強い夢は実現する」
父、三千綱は命令する一方の人だったが、私の人生の大きな節目には必ず、助言をくれた。
そのおかげで今の自分があると自負できることがうれしい。
高橋奈里

「赤裸々な告白も有りましたが、これ程愛情たっぷりに父と娘の関係性を綴ったエッセイを知りません。著者もまた作家高橋三千綱の作品です。」

「芥川賞作家・高橋三千綱さんが亡くなって早一年。作家の最期の日々を娘さんがそれまでの父子関係を織り交ぜながら綴った内容である。無頼派の作家の家族という特殊な環境での苦悩や葛藤、喜びと成長など人生ドラマに引きこまれた。」

「肝硬変、末期ガンでも、もっと書きたいことがあるんだと最後まで生きたいと願い続けた高橋先生は凄いと思いました。でも、その願いを叶えたご家族はさらに凄いなーと感心しました。」


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