がんで逝った33歳の妻。
僕たち親子が悲しみのなかから見いだした希望とは――。
広末涼子さん、滝藤賢一さんの共演で映画化され、大きな感動を呼んだ『はなちゃんのみそ汁』から10年。
大切な人を亡くした後、残された家族はどう生きるか。
〈今でも、ふとしたことで涙が止まらなくなることがある。
しかし、かつての悲しみとは明らかに違う。
つらくて苦しいだけだった悲しみが、「すばらしい悲しみ」に感じられるようになった。
グリーフは抱えたままでいい。無理に乗り越えるべき感情ではなかった。
『はなちゃんのみそ汁 青春篇 父と娘の「いのちのうた」』(安武信吾 千恵 はな・著 文藝春秋刊)、本日2月10日、発売となりました。33歳の母、千恵さんが天に召されて13年。父娘はいかに悲しみと向き合ったのか――。幼かったはなさんも、大学生になりました。#はなちゃんのみそ汁青春篇 pic.twitter.com/a90wawCXNs
— 文春ノンフィクション (@BunShunNonFict) February 10, 2022
|