HSPの教科書 上戸えりな(著)  clover出版 (2019/4/30) 1,760円

HSPってなぁに?

この本を手に取ったあなたは、HSPという言葉を知っていましたか?

それとも初めて知った言葉だったでしょうか?

HSP(エイチ・エス・ピー)とは、ある言葉の略語のこと。

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)のことを短縮してそう呼んでいます。

ある特徴を持った人を示した言葉です。

シンプルに一言で表すとすれば、「繊細・敏感・感受性が豊か」、そんな気質を持った人のことです。

HSPは病気ではありません。そういう気質・キャラクターを持っている人のことです。

・いろんなことに気付きやすい。
・些細な仕草、言動から相手の意図を読み取ることができる。
・いろいろなものに深く感動できる。
・周りからは気にしすぎ、考えすぎと言われる。
・騒音が苦手。
・団体行動が苦手。

このような項目に当てはまる人のことを示しています。

最近ではHSPに関する情報もかなり広まっていて、本やブログ、ホームページやSNSなど、いろんなところでHSPに関する情報を収集できる機会が増えています。

専門用語を用いて説明している本もあり、どうしても難しさを感じてしまう人もいるかもしれません。

本書では、自身がHSPであり、この気質と向き合い続け、かつ、この気質を素晴らしいもので良いものだとプラスに捉えている私だからこそ発信できることを、できるだけわかりやすく、かつシンプルにお伝えしていきたいと思います。

「HSPという言葉を知ったのはここ数年で、自分自身が人への共感が強く、まるで自分の体験のように苦しくなってしまう事をSNSに吐き出した時にエンパス体質と言う言葉を知りました。
それがHSPの特徴の1つという事でこの本を購入し、読んで見るとあるある過ぎて笑ってしまいました。
正直ここまで細かく書いて居るとは思って居なかったので驚きと、細分化して自分をより知る事が出来、HSPのパートナー、友人など理解して欲しい人に渡して読んで欲しいなとも思いました。
若い頃この気質の事をもっと知れていればもう少し楽な気持ちで過ごせて居たかも知れないと思える1冊でした。」

「身近にHPSさんいるなーと気軽に思い手に取ったらなんと自分もあてはまっていて驚いた。HPSて?HPSであってもじゃなくても 情報を得ることで 自分自身や他者への理解が深まる一冊。作者自身がHPSなので常に自分に問いながら、葛藤や悩みながら仕事や子育てをしている姿はは世の中の同じ境遇の女性へのエールにもなると感じた。」

「「教科書」と銘打っているからには、科学的な根拠や調査データを正確に提示して理論を展開する必要がある思います。
しかし、著者はアーロン博士の原著すら触れずに、訳本を参考文献としてざっくり挙げているだけですね。まずこの時点で、公に文を書くルールを逸脱していると思います。題名と内容の乖離が著しく、途中から読むのがつらくなってきました。。表現も稚拙で、期待して購入しただけに残念な一冊でした。」


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