流れゆくままに 渡哲也 (著) 青志社 (2021/3/28)

五度の大病に打ち克つものの、七十八歳で逝去した昭和最後の映画スターが遺した凄烈で壮絶なる自伝

運は振り向いてくれたけど病魔には容赦なく襲われた。

長く生きることよりも〝生き方〟を大切にしたい

秘蔵写真34点掲載

人生について
がんを宣告されたときには自分の未来についていろんなことを想定し、深く悩みました。人の命とか、人間の有りようとか、また家族のことや、あるいは石原プロ社員のことなどが心を占めたのです。そういうことを考えても、何も結論が出なくて、自問自答の果てに得たのが、結局人生は、なるにようにしかならず、どこか天命というものに従わざるを得ないところがあるのでは、ということでした。そう考えると、いま与えられたこの一瞬を精一杯に生きることしかないのではないでしょうか。短くてもいい、後悔のない生き方を大切にしたい。
渡哲也

「一言で言うと、何度涙したか数え切れません。幼少期からの話、お父様 お母様の話を。恒彦さんの話や、石原裕次郎さんの話を…濃密過ぎる程内容が濃い、内容で無感情では読めませんでした。やはり私も亡き母の影響で、石原裕次郎さん、渡哲也さんを好きになり 以後45歳になるまで その気持ちがぶれることもなく、好きでい続けました。」

「以前インタビューの時とあまり変わりませんが、渡さんご自身が書かれたのが途中までと言うのは残念でなりません。その後体調不良で入院されたり、リハビリと大変だったとは思います。私は西部警察の全盛期の渡さんに随分助けられました。なのでこの本は大事にしたいと思います。ただあとに追記された方の渡瀬恒彦さんの命日が間違えていたので、校正をきちんとして欲しかったです。2017年3/14なのに7/14になっていたので…渡さんも弟さんが先に亡くなられて随分気落ちなされていたとニュースで知ったので、色々含めて残念でなりません。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事