痛くない死に方 長尾和宏 (著) ブックマン社 (2016/12/22)

2000人の最期を看取った医師だから言えること。

“痛くない”〝苦しくない”人生の終わり方とは?

私は在宅医として、末期がんの患者さんは9割以上、非がんの患者さんは半分くらいの確率で、家で看取ることになります。

在宅での看取りの直後、ご家族は必ずこうおっしゃいます。

「思ったよりずっと楽に逝きました。苦しくも、痛くもなさそうでした。ありがとうございました」

がん終末期、老衰、認知症終末期、臓器不全、心不全、肺炎……2000人を看取った医師が明かす今まで誰も言わなかった“痛くない”“苦しくない”人生の終わり方。

平穏死という視点から、「痛くない死に方」についてできるだけ分かりやすくまとめた一冊!

「もともと延命治療は行わず、老衰死か仮にがんが見つかっても必要以上の手術は希望していない。文字通り「痛くない死に方」が良く理解できた。しかしこれで安心して死ねるかは自信と覚悟はまだない。」

「介護の仕事をしています。年に10名以上の方が、施設で亡くなります。様々な状態の方がいまずが、経管栄養の方もなるべく口から食べれるように、また、なるべく食べれる間はしっかり食べていただき、点滴なども最低限にして、最期の数日間か数週間は何もせず(しっかり話しかけはします)、枯れるように、穏やかに、最期を迎える方が多くいます。この本は、自分がしんどい死に方をしないように、または、自分の親にしんどい死に方をさせずに済む方法を、しっかり伝えてくれます。うまく言葉にできなかったことを、言葉にしてまとめてくださった長尾先生に感謝です。終わりよければ・・・ではないですが、でも、終わりがしんどいのは、つらいですよね。経験するのも、見るのも。死ぬことは怖いですし、身内をなくすのもつらいことですが、そんな気持ちを少しは和らげてくれる名著だと思います。」

「時事の話題・具体的な例を用いて、平穏死や緩和医療について分かりやすく書かれています。平穏死・10の条件のリニューアル版と出ていましたが、より進化した内容でした。」


(クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事